フリーランス雑記帖

フリーランス、本、映画、ゲームのことを綴っています

『「もののけ姫」はこうして生まれた』でわかるクリエーターに必要な4つの要素

こんにちは、にじまるです。

僕は20代でゲーム会社のCGデザイナーとして働きはじめた頃から、モチベーションを上げる方法として、クリエーターのドキュメンタリーを観ることを習慣にしています。

特に好きなのは、「情熱大陸」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」など、クリエーターが登場するドキュメント番組で、中でも繰り返し観ているのが今回紹介する『「もののけ姫」はこうして生まれた』です。

この作品は、スタジオジブリの映画『もののけ姫』の制作の舞台裏に密着したドキュメンタリー作品で、映画の企画立ち上げから映画の完成、宣伝戦略まで、映画制作のすべてが詰まっています。

この作品は、漫画『ONE PIECE』の著者である尾田栄一郎氏も絶賛しており、クリエーターやクリエーター志望者にとって非常に得るものが多い作品です。

今回は、『「もののけ姫」はこうして生まれた』を観ることでわかる、クリエーターにとって必要な4つの要素を紹介します。

 

『「もののけ姫」はこうして生まれた』とは?

スタジオジブリ制作のアニメ『もののけ姫』の企画の立ち上げから制作現場の裏側を中心に、アフレコ、宣伝戦略、映画公開後までを約2年にわたり記録したドキュメンタリー作品。宮崎駿監督のアニメーションや作品に対する姿勢や考え方が詳細に記録されており、創作を目指す人や創作の現場で働いている人におすすめしたい作品。

リエーターに必要な要素1:リアルな実体験

宮崎駿監督は作品の中で、「子供時代に『となりのトトロ』」を何回も観るより、リアルで遊んだ実体験の方が重要だ」と語っています。

特にアニメーターを志す人にとって自分のこれまでのリアルな実体験はとても重要で、いくら映像を観てアニメーションを勉強しても自分の体験には勝てないとも語っています。
それほどアニメーターという職業は、自分のこれまでの体験や性格が如実に絵に表れてしまうそうです。

具体的な例として、あるアニメーターが描いた主人公のアシタカが必死に走る原画を宮崎監督がボツにするシーンがありました。

ボツにした理由は「必死に走っていない!」というもので、代わりに宮崎監督が描いた原画には、別人のような必死の形相で走るアシタカが描かれていました。

このエピソードは、アニメーターという職業にとって、いかにリアルな実体験が重要かを表しています。

リエーターに必要な要素2:時代の空気を読む洞察力

映画『もののけ姫』は1980年代に宮崎監督が企画した絵本の『もののけ姫』がベースになっています。
しかし、90年代中盤に映画『もののけ姫』の企画がスタートした時点で、ベースにする絵本の『もののけ姫』は15年前の企画であり、当時とは時代背景や社会情勢、消費者の趣向がすべて変わっていたため、宮崎監督は90年代にあわせた新たな『もののけ姫』を企画することになりました。

このエピソードからわかるように、宮崎駿という人は時代の空気を読む力に長けており、そこに「製鉄の歴史」「自然の破壊」「人間の業」「神秘的なものへの恐れ」などの要素が加わって、『もののけ姫』の企画がスタートしました。

時代の空気感を作品を反映させることで、物語に説得力が生まれて観る人の共感を呼ぶためです。

リエーターにとって時代の空気を読む洞察力が重要だと感じられたエピソードです。

 

リエーターに必要な要素3:観たことがないモノを描ける想像力

アニメーターには「動画」「原画」「作画監督」というランクがあり、新人は「動画」からスタートして、経験を積むごとにランクアップしていきます。

作品の中で、動画から原画への昇進試験の様子が紹介されており、試験内容は「武士が長刀を振る」というものでしたが、残念ながら5人の受験者はすべて不合格でした。

不合格の理由は、「長刀を振る動作に迫力がない」というものでした。

アニメーターは「リアルな体験」も重要ですが、時には架空のキャラクターや動きを想像力で補って描くことも要求されます。

このエピソードからわかるように、アニメーターという職業には、見たことがないモノを描ける想像力が要求されることがわかります。

リエーターに必要な要素4:多くの要求に耐えられる忍耐力

作品の冒頭で宮崎監督は、「創りたい作品へ創る人たちが可能な限りの到達点へとにじりよっていく、その全過程が作品を創るということなのだ」と語っています。

特に創作を仕事にしている現役クリエーターや、クリエーター志望者にとって、このメッセージは胸に響くと思います。

アニメーターという仕事は、自分の描きたいものは描けませんし、描いた絵を直されるのは日常茶飯事です。

近年ではアニメのクオリティが高くなり、アニメーターに高い能力が求められるので、それらの要求に耐えられるだけの忍耐力が必要になります。

まとめ

『「もののけ姫」はこうして生まれた』を観ることでわかる、クリエーターに必要な4つの要素を紹介してきました。

 1:リアルな実体験
 2:時代の空気を読む洞察力
 3:観たことがないモノを描ける想像力
 4:多くの要求に耐えられる忍耐力

創作に関わる仕事は大変なことも多いですが、作品が完成した時の充実感は他の仕事では味わえない大きな醍醐味です。

僕もゲーム会社でCGデザイナーをしていた時は、ゲームが完成した時の喜びでそれまでの苦しさを忘れたしまった経験があります。

『「もののけ姫」はこうして生まれた』からは、作品を創ることの苦しさと同時に、素晴らしさも伝わってきます。

 

副業を始める初心者にオススメのクラウドソーシングをご紹介します!

 

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近年、新型コロナウイルスの影響もあり、副業を始める人が増えています。

理由は「会社員の給与の他に収入を得たい」「月に数万円のお小遣いが欲しい」など様々だと思います。

しかし、いざ副業を始めようと思っても「自分にはスキルがない」とか「どうせ稼げない」と思って諦めている人もいるのではないでしょうか。

そこで、これから副業を始めようと思っている初心者の人にオススメなのが、クラウドソーシングです。

数年前から増えてきたクラウドソーシングですが、今やフリーランスや副業で働く人にとっては必須の選択肢になってきました。

今回ご紹介するクラウドソーシングサービスはクラウドワークス」と「ランサーズ」の2社です。どちらもクラウドソーシングサービスとしては日本で一番利用者が多く、安心度も高いサービスです。

合わせて、クラウドソーシングを利用する際の注意点やクラウドソーシングで稼ぐポイントもご紹介します。

今回の記事は以下のような人に向けて書かれています。

・これから副業を始める初心者の人
フリーランスを始めたばかりの人

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは、「案件を外注したい企業」と「案件を受注したい人」をオンラインを通じてマッチングさせるサービスのことです。

仕事の発注から報酬の支払いまでクラウドソーシングサービス会社が仲介し、すべてオンライン上で完結するのが特徴です。

クラウドソーシングの意味は、英語の「crowd(群衆)」と「sourcing(調達)」の組み合わせです。

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クラウドソーシングで受注できる仕事

クラウドソーシングでは以下のような仕事を受注できます。

・ライティング(ブログ記事、ネーミングなど)
・簡単作業(アンケート、モニターなど)
・プログラミング(Web開発、システム開発、ゲーム開発)
・デザイン系(Web、バナー、ロゴなど)
・イラスト、音楽、動画制作

副業を始めたばかりの初心者の人の中には、できる仕事があるか不安な人も多いと思いますが、スキルに不安がある人であれば、「ライティング」や「簡単作業」がオススメです。

オススメのクラウドソーシングサービス

クラウドワークス(CrowdWorks)

crowdworks.jp

【概要】
運営会社は株式会社クラウドワークス。2012年にサービス開始。

ユーザー数393万人、クライアント数64万社、仕事の種類は200種以上(2021年現在)。国内最大級のクラウドソーシングサービス。2014年に東証マザーズに上場。

【特徴】
サイトが使いやすく、初心者でも受注から報酬の支払いまでの仕組みを理解しやすい。初心者でも受注できる案件が多い。

報酬が高額な場合や継続して発注される際に便利な、マイルストーン払い(作業工程ごとに分割で仮払いされる仕組み)という機能があります。

クラウドワークス

ランサーズ(Lancers)

www.lancers.jp

【概要】

運営会社はランサーズ株式会社。2008年にサービス開始。

依頼総数200万件以上、利用者50万人以上(2021年現在)。日本で最初にクラウドソーシングサービスを開始。2019年に東証マザーズに上場。

【特徴】
認定ランサーと呼ばれるランキング制度により、ランキング上位者は高単価の案件を受けることが出来る。
また、悪質なクライアントを通報できるシステムや、税務やスキルなどのサポート体制が充実しています。

クラウドソーシングを利用する際の注意点

クラウドソーシングを利用する際は以下のポイントに注意しましょう。

スキルを超える仕事を受注しない

クラウドソーシングでは様々な仕事が受注できますが、自分のスキルを超える案件を受注してしまうと、納期までに間に合わなくなるだけでなく、信頼も失ってしまう可能性があるので、自分のスキルに合った案件を選ぶことが重要です。

悪質なクライアントに注意

案件によっては極端に低い価格で発注するクライアントも存在します。

プロフィールの評価が極端に低い場合は、悪質なクライアントの可能性が高いので注意が必要です。

クラウドソーシングで案件を受注しやすくする方法

クラウドソーシングで案件を受注しやすくするには以下のポイントが重要です。

高評価を獲得して実績を作る

案件を受注するためには信頼度を高めることが重要です。

信頼度を高めるには、多くの案件をこなして実績を作るのが早道です。

実績を早く積みたい場合は、競争率が低い低単価の案件を選ぶのがポイントです。

メッセージを素早く返信する

仕事が受注できた場合、依頼者とのやりとりのメッセージにはできるだけ素早く返信しましょう。返信を早くするだけで依頼者からの信頼度が高くなり、案件を継続して受注できる可能性が高まります。

プロフィールを充実させる

クラウドソーシングで稼ぐにはプロフィールを充実させるのがポイントです。

自分のスキルを詳しく記載してポートフォリオや経歴の各項目を充実させることで依頼者に安心感を与え、仕事の受注に繋がる確率が高くなります。

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

【まとめ】初心者こそクラウドソーシングを試す価値あり

副業で仕事を受注する手段としてクラウドソーシングは最もおすすめの方法です。

その中でも今回ご紹介したクラウドワークス」と「ランサーズ」の2社は、どちらも副業を始める初心者の人にとってはオススメできるサービスです。

クラウドソーシングが副業に向いている理由は、すべてがオンラインで完結でき、スキマ時間でも仕事ができるという点です。

パソコンがあれば今すぐにでも始めることができるので、副業を考えている人は自分ができそうな仕事をクラウドソーシングで探してみてはいかがでしょうか。

 

kindle版『副業でイラストを描いてストックイラストで収入を得る方法』を発売しました!

 

Amazon Kindle電子書籍『副業でイラストを描いてストックイラストで収入を得る方法』を発売しました。

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/411pHr0qU8L.jpg

本書では、副業でイラストを描いている人やこれからイラストを描きたいと思っている人に向けて、僕が実践しているストックイラストで収入を得る方法を余すところなく紹介しています。

 

イラストを描くためのパソコン選びとソフトの選び方、ストックイラストの登録方法、ストックイラストで収益を上げるための方法を初心者にもわかりやすく解説していますので、イラストを描いて副業やお小遣い稼ぎをしたいと思っている方に参考にしていただける内容になっています。

kindle unlimitedに加入している方は無料で読むことができます。

 

ストックイラストをテーマに選んだ理由は、イラストの描き方の書籍は多いのですがストックイラストに特化した書籍が少なかったからです。

ストックイラストは特徴は、1枚を短時間で描けるため空き時間を有効に利用でき、プロ並みのクオリティでなくても売ることができるという、副業に最適なところです。 

 

本書で2冊目のkindle本の販売ですが、電子書籍を販売するのは思っていたより簡単でした。登録から販売されるまで3時間程で完了し、修正箇所はアップロードすればすぐに反映されます。

執筆に使用したのはテキストエディタとでんでんコンバーターで、数種類のタグを使用するだけでepubを作成できます。

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kindle版『フリーランス1年目で月収60万円達成するために実践したこと』を出版しました!

 

このたび、AmazonKindle電子書籍フリーランス1年目で月収60万円達成するために実践したこと』を発売いたしました。

https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41jOSLDn05L.jpg

https://www.amazon.co.jp/dp/B083Q94PLW

念ようやく願のKindke本を出版することができました。

本書は僕が4年間フリーランスで仕事をしてきた経験やノウハウをまとめた内容となっています。

フリーランスとして独立した当初は月収60万円という数字は途方もなく大きな数字で、実現不可能だと思っていましたが試行錯誤を繰り返すことで達成することができました。

本書には僕が実践してきた方法がすべて書いてあります。

 

これまでフリーランスとして仕事をしてきた中で得た知識や経験、ノウハウ、考え方をパッケージとして形にしたいと思っていましたが、そこで考えたのがkindle電子書籍の出版でした。

 

1ヶ月ほどかけて原稿を完成させ、その後、Amaoznのアカウント情報の登録や表紙の制作、epubデータの作成を済ませアップロードして何とか作業を完了させることができました。

予想以上に登録から販売まで簡単に進んだので、kindleでの出版方法はいつか記事にまとめて紹介したいと思っています。

 

本書は内容をできるだけコンパクトにまとめたのでスキマ時間でも読めますし、kindle unlimitedに加入している方は無料で読むことができます。

会社員をしていてこれからフリーランスとして起業したいと思っている人や、すでにフリーランスとして仕事をしていてもっと稼ぎたい人などに是非読んでいただき、少しでも参考にしてもらえればと思っています。

blaze.hatenablog.com
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人と会わずに一人で仕事をした方が能力を発揮できる人とは?

 

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僕は現在フリーランスとして働いていますが、会社で働いている頃に人間関係や仕事で行き詰まり「自分は会社員に向いてないかも」と考えて、一人でもできる仕事を探したことがありました。

僕がフリーランスという働き方を選んだのも、会社員は向いていないと思ったことが理由のひとつです。

今回は一人で仕事をした方が能力を発揮できる人のタイプをご紹介します。

1、自分のペースで進めたい人

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「周囲と足並み揃えるのが苦手」
「自分のやり方で進めたい」
「人間関係に疲れた」

僕は会社員時代、他の人が決めたことに納得いかないまま従うのが嫌だったし、会議などで自分の仕事のペースを乱されるのがストレスでした。

とにかく時間を他人に管理されるのはストレスが溜まります。

このような人は自分のペースで仕事をした方が能力を発揮できると思います。

2、一人で黙々と作業するのが好き

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僕の仕事はグラフィックデザイナーです。

1日のほとんどをパソコンに向かって黙々と作業していることが多く、1週間まったく外出しないことも普通にあります。

仕事の依頼や納品はすべてメールで済むので、基本的に人と会いません。

電話や打合せなど人と対面する作業は苦手です。

黙々と作業するのが好きな人は一人での仕事に向いています。

3、自己管理ができる

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一人で仕事をするという事は、仕事量やスケジュールを管理する人が自分しかいないということです。

会社で働いていたときは経理の人が担当していたお金の管理も自分でやらなければなりません。

逆に言えば、自己管理ができる人は一人で仕事を始めても支障はないと思います。

4、最低限のコミュニケーションスキルがある

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一人で仕事をするといっても、まったく人と関わらないかといえば必ずしもそうではありません。

クライントとの仕事の打合せだったり顔合わせだったりと、最低限のコミュニケーションスキルは必要ですが、会社員のように常に人間関係が発生する事は少なくなります。

5、朝起きられない

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どうしても朝が苦手で遅刻を繰り返して会社での評価が下がってしまうというタイプの人も一人で仕事をするのに向いています。

会社という枠組みに当てはまらないだけで、能力があり仕事ができる人は沢山います。

むしろ自分が最大限に能力を発揮できる時間帯に仕事をすれば問題ないと思います。

【まとめ】納得できる環境で仕事をする

1、自分のペースで進めたい
2、一人で黙々と作業するのが好き
3、自己管理できる
4、最低限のコミュニケーションスキルを持っている
5、朝起きられない

これらに当てはまる人は、一人で仕事をした方が能力を発揮できると思います。

フリーランスとして起業すれば、嫌な上司や同僚、無駄な会議などに邪魔されず一人で自由に仕事をすることが可能なので、将来的に一人で仕事をしたいと考えている人は、自分はどのようなタイプか考えてみるのも面白いと思います。

 

 

 

フリーランスが暇な時にやるべき4つの行動

 

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フリーランスで仕事をしていると、案件が終わったタイミングや予定していた案件がキャンセルになるなどの理由で急に暇になる時があります。

しかし、暇だからといって時間をもてあましていては売上も伸びませんし、生活していくのが困難になります。暇な時こそ行動することで仕事に繋がっていきます。

僕はフリーランスを始めて1年ほどは、2、3日仕事の依頼がないと不安になっていましたが、今では暇な時期を有効に使えるようになりました。

そこでフリーランスが暇な時にやるべき行動4つをご紹介します。

1、事務作業をする

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制作作業に追われていると事務作業は後回しになってしまうので、空き時間に、たまっていた領収書やレシート、売上などを会計ソフトに入力します。

そのほかプリンタのインクや封筒や切手などの備品を購入しています。

あと意外に見落としがちですが、自動車の任意保険や各種保険を見直すのも重要です。

2、営業してみる

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過去に仕事をしたことのあるクライアントや、友人・知人などに連絡することで、もしかしたら仕事を回してもらえる可能性もあります。

また、クライアントに対して現在の仕事の状態を伝えることは大切です。

取引先に対して年に数回程度は何かしら連絡をとることは、良好な関係を保つためにも大切だと思います。

3、ポートフォリオを見直す

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デザイナーやイラストレーターの中には、ポートフォリオや自分のWEBサイトを持っている人も多いと思います。

暇な時こそポートフォリオの作品を描いたり、WEBサイトに掲載している作品を見直してみるのもいいかもしれません。

例えば古い作品を最新のものと差し替えたり、順番を入れ替えるなど見せ方を工夫したりと、定期的にポートフォリオに手を入れることで常に最新のものを発信することができ、そこから仕事に繋がる可能性もあります。

僕は空き時間にクライアントに見せるためのイラストを描いたり、ストックイラストサイトにアップするためのイラストを描いたりしています。

4、収入を得る方法を複数準備する

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例えば、ストックイラストやブログでのアフィリエイトなど、本業の合間に複数の収入を得られる準備をしておくことで、仕事がなくなった時に焦らずにすみます。

他にもFXや不動産投資など、不労所得の方法をいろいろ試してみるのもいいかもしれません。

暇な時こそやれることもあると思うので、いろいろな方向に種まきをしておくと安心できます。

【まとめ】空き時間を有効利用する

1、事務作業をする

2、営業してみる

3、ポートフォリオを見直す

4、収入を得る方法を複数準備する

フリーランスにとって仕事に波があるのはわかっていても、急に暇になると不安になるものです。

そんな時に困らないように、予めやることを決めておけば空き時間を有効に使えます。

 

 

 

営業経験ゼロのフリーランスが仕事を受注する方法

 

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僕がフリーランスで働くことを決めたとき一番大きな課題は「どうやって仕事を見つけてくるか」でした。
恐らく独立を考えている人の中には「営業のやり方がわからない」「営業が苦手」ということがネックになって行動に移すのを足踏みしている方もいるのではないでしょうか。かくいう僕もそのひとりでした。
これまで営業経験ゼロでしたが、実は仕事を受注することはそれほど難しくありません。

僕がフリーランスの経験をまとめた書籍がKindle本としてAmazonで販売中です。

こちらの書籍にフリーランスの営業のやり方について詳しく書いていますので、気になる方は参考にしてみてください。

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1、コネクションを利用する

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これまでのコネクションを利用する方法は2つあります。

在籍していた会社の取引先から受注する

会社に在籍している時に取引があったクライアントから仕事を受注するケースです。

特にデザイナーの場合はこのようなケースが多く、信頼関係が構築されているので独立後もスムーズに仕事を始められます。

ただし在籍していた会社からしてみれば自社で開拓した顧客を取られることでトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。

在籍していた会社から受注する

在籍していた会社から受注することで独立後すぐ仕事を始められます。

僕も独立前に在籍していた会社から仕事を回していただいたことがあるので、在籍していた会社から仕事を受注したいのであれば円満退社を目指しましょう。

2、クラウドソーシングを利用する

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クラウドソーシングを利用して仕事を受注できれば、独立して間もない頃は仕事量も不安定なので心強い味方になってくれるはずです。

僕が利用しているのは、「ランサーズ」と「クラウドワークス」です。

ただし、中にはとんでもなく安い金額で依頼しているクライアントも存在するので、作業量に対して報酬が見合わない場合は注意が必要です。

継続して長期に取引できるクライアントを見つけることができれば、安定した収入が見込めます。

3、新規受注先を開拓する

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営業の中で敷居が高いのが「新規開拓」です。

特に営業経験がまったくない人にとっては何から始めればいいのかわからないと思います。

僕はデザイナー職の経験しかなく営業経験はゼロだったのでとても苦労しました。

自分の中に「この方法なら大丈夫」というマニュアルがないので模索しながら進めるしかありません。以下は僕が実際に行った営業方法です。

ダイレクトメールを送る

ハガキに自己紹介や仕事内容を印刷したものをデザイン会社、印刷会社、広告代理店などに郵送します。

アナログなやり方ですが意外に反応はありました。ネットの時代にあえてハガキというのが目立ったのかもしれません。

メールを送る

メールは相手の時間を気にすることなく無料でできる営業方法なのでやらない手はありません。ひたすら送りまくりました。

ただし1回送ったからといってすぐ返事がくるほど甘くなく、期間をおいて何通も出し続けました。1回であきらめず粘り強く続けることが重要です。

【まとめ】とにかく行動してみれば何とかなる

・コネクションを利用する
クラウドソーシングを利用する
・新規受注先を開拓する

これらは僕がフリーランスになって実践した営業方法で、手探りながらも何とか継続して仕事を受注することができました。

独立するまで営業は難しいものだと思っていましたが、行動してみれば何とかなるものです。

 

グラフィックデザイナーに本当に必要な3つの能力

 

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グラフィックデザイナーを目指す人にとって必要な能力とは、どのようなものがあるでしょうか。

例えば「センス」「才能」「絵が描ける」など、人によってグラフィックデザイナーという職業の印象はさまざまです。

僕がこれまでて20年ほど企業でデザイナーとして働き、その後フリーランスになって考えた、デザイナーに必要な能力をご紹介します。

話のポイントをつかむ能力

 

グラフィックデザイナーの

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仕事の流れをおおまかにご紹介します。

 1、発注(印刷会社などから印刷物の依頼を受ける)
  ↓
 2、打合せ(どのような印刷物を制作するのかヒアリングする)
  ↓
 3、制作(印刷物のデータを作成する)
  ↓
 4、納品(完成したデータを納品する)
  ↓
 5、仕事完了(請求書を出す)

この中で重要なのは、2の打合せです。
印刷物の制作を依頼するクライアントは、何かしらの悩みや願望を抱えているので、打合せで制作する印刷物がどんなデザインで誰に向けたものか、制作物のポイントを把握します。

例えば、「お客様にもっとお店に来てもらいたい」「商品をもっと売れるようしたい」などです。これら依頼者が抱えている悩みや願望に応えるのが、グラフィックデザイナーの役割です。
打合せの段階で曖昧な部分や不明瞭な部分を明確にし、いかに依頼内容のポイントをつかむかが、その後の制作をスムーズに進めるために重要になります。

正確にものを見る能力

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グラフィックデザイナーは絵は描けなくても問題ありませんが、良いものと悪いものを見極める能力は必要です。

それは正確にものを見る能力。いわゆる審美眼と呼ばれるものです。

例えばチラシを作成する際、「いかに雰囲気に合ったイラストや写真を選ぶか」がとても重要になります。選ぶ素材ひとつでチラシの効果に差が出るからです。

媒体の目的に沿った最適な素材を選ぶことはグラフィックデザイナーにとって重要なスキルになります。

審美眼を鍛えるには高品質な絵や写真、映像などに数多く触れることです。

自分の眼にいろいろな情報を覚え込ませて眼を肥えさせることが審美眼を鍛えるにはとても重要です。

多くの引き出しを持つ

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グラフィックデザイナーの仕事はDJに例えられることがあります。
DJはさまざまな曲を組み合わせて、その場の雰囲気に合った音楽をお客様に提供する仕事です。

グラフィックデザイナーの仕事も、依頼者が希望する印刷物に合ったデザインを、さまざまな素材を組み合わせて作って満足していただく仕事です。

時間の制約がある中で、印刷物に最適な写真やイラストやフォントを選び、クライアントの希望に沿ったものを作成しなければなりません。

そのためには自分の中に多くの素材の引き出しを持っていなければなりません。

引き出しを増やすには、いろいろなものを見たり体験したり、あらゆるものにアンテナを張り吸収する事が重要になります。

【まとめ】依頼者が満足する制作物を作るのが仕事

デザイナーに必要な能力をまとめると以下のようになります。

・話の要点をつかむ能力
・正確にものを見る能力
・多くの引き出しを持つ

これら以外にも必要な能力はありますが、この3つのポイントを押さえることで、依頼者の希望に沿った制作物に仕上げることができます。

グラフィックデザイナーの仕事というとセンスや技術論になりがちですが、依頼があってはじめて成り立つ仕事だからこそ、技術だけではない能力が重要になると思います。

 

 

 

【ストックイラスト】PIXTA(ピクスタ)でダウンロード数が多かったイラスト ベスト5を紹介します

 

今年も残すところあと2ヶ月になりました。一年が過ぎるのが早いです。

今年の6月にストックイラストサイトのPIXTA(ピクスタ)に登録してから半年ほど経過しました。
この期間の成果は記事で紹介しましたが、今回は最もダウンロードされたイラストのベスト5を紹介します。

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★5位「さつまいも」

野菜のイラストはいろいろ登録していますが、中でも「さつまいも」のダウンロード数が一番多かったです。

「さつまいも」に関連したチラシやWEBサイトなどでの需要が多かったのではと推測します。

農業関連のイベントやスーパーのチラシなどでの使用を想定して制作しました。

皮付きだけでなく半分に割って中身が見えるさつまいもにしたことで、使い勝手が向上したのではないかと思います。

ちょっとしたカットにも使用できます。

★4位「夏の素材セット」

夏の海に関連したイラストをまとめたイラストです。

明る目の色使いで輪郭線もないので、媒体を選ばず使えそうなイラストを揃えたのがダウンロードに繋がったのではないかと思います。

「爽やかな夏」をイメージしたイラストをまとめて、海開きや海に関連したイベントの印刷物やWEBサイトなどでの使用を想定して制作しました。

色使いも爽やかになるように、なるべく明るめの色調にしています。

背景素材も入れることで、見出し部分の背景などで使ってもらいやすく配慮しました。

★3位「お祭りセット」

夏祭りに関連したイラストをまとめたイラストです。

「セットもの」イラストの良さは様々な媒体に利用可能なところなので、このイラストも使い勝手が良いところがダウンロードに繋がったのだと思います。

特に6月から7月は夏祭りや夏休みに関連したイベントがたくさん開催されるので、その時期のダウンロード数アップを狙って制作したイラストです。

夏祭りの定番アイテムが揃っているので、印刷物やWEBサイトなど様々な媒体に対応可能です。

花火の背景があるのもポイントで、チラシのタイトル部分の背景に使用するなど用途はいろいろあります。

★2位「お盆セット」

お盆に関連したイラストをまとめた「セットもの」のイラストです。

この結果を見て、「セットものは強い」ということが実感できました。

お盆に関連したイラストを一通りセットにしたイラストで、お盆やお彼岸のチラシやWEBサイトなどへの使用を想定して制作しました。

各イラストをバラバラにしておくことで、組み合わせやすくしました。

どんな媒体にもなじむよう輪郭線を使用せず、なおかつ立体感のある感じに仕上げました。

 

★1位「田舎の風景」

堂々の1位は田舎の風景でした。

正直このイラストが1位というのが意外でした。

予想ではセットもののイラストが1位だと思ったのですが、背景のみのイラストも需要があるということが分かったので、今後のイラスト制作の参考になりました。

チラシやパンフレット、広報誌のカット、WEBサイトなどへの使用を想定して制作しました。
あまり描き込まずシンプルな風景なので様々な媒体で使用できます。

【まとめ】ダウンロード数はイラスト制作の糧になる

PIXTAを始めた理由はフリーランス仕事の副業的な意味合いでしたが、毎日少しずつでもダウンロードされるのはイラスト制作の糧になります。

やはり何かしら反応があるのが一番のモチベーションになりますし、ダウンロード数を受けて制作するイラストの方向性も変わってくるので、定期的に結果を確認するのは大切だと改めて思いました。

今後も定期的に結果報告を行っていきたいと思います。

 

 

フリーランスになってから活きた会社員時代の経験

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僕はフリーランスとして独立する前は小さなデザイン事務所で働いていました。

少人数ゆえに自分の作業以外にあらゆる雑務を兼務しており、自分の作業だけに集中できないジレンマがありました。

しかし、フリーランスとなった今では会社員時代に無駄と思えた雑務でも、役立っている経験が多々あります。 

僕が会社員時代に役に立ったと思った経験を紹介します。

1、会社こそ経験を積む最適な場所

会社員時代は主にパンフレット、チラシ、名刺など、紙媒体のデザインを担当しており、それらの作業と並行してあらゆる雑務を兼任していました。

大企業であれば日々の雑務は総務部など担当したり、掃除は外部の会社に委託したりしていると思います。

以下は僕が行っていた雑務です。

・ゴミ捨て、掃除
・プリンタやPCなど備品の管理
・パソコン、ネットワークのトラブル対応
・会社のWEBサイトやSNSの更新、管理
・電話対応、来客対応
・打ち合わせ、社内会議
・新人の採用、教育

作業が中断されるのでこれらの雑務が嫌でしたが、会社で働く上で強制的に発生する作業なので慣れるしかありません。

しかし、視点を変えて考えると“強制的に”というのがポイントです。

実はフリーランスになってから、会社こそ経験を積む最適な場所だと気づきました。

2、会社員時代の雑務は貴重な経験の宝庫

会社での様々な雑務はフリーランスになった時に大きな経験として活きてきます。

フリーランスになると本業のほかに雑務の量が格段に増えるからです。

例えば以下のような作業です。

・見積もり、請求書、納品書の発送
・売上や経費の管理
・事務所の掃除、管理、修繕
・PCやプリンタなど備品の管理、手配
・クライアントとの打合せや電話対応
・ネットワークやPCトラブルの対処

会社員時代に様々な雑務を経験したおかげで、これらの作業はあまり苦労も無く進められたので、会社員時代は貴重な経験をしていたのだと気づきました。

3、営業は経験した方がいい

僕はこれまデザイナー畑で仕事をしてきたので営業経験はゼロでした。

しかしフリーランスになると営業メールや電話、取引先への挨拶、見積もり作成、打ち合わせ、納品、請求書の作成など、会社員時代であれば営業に分類される仕事が発生するので、いつまでも苦手とは言っていられません。

会社員時代に印象に残っている営業マンがいました。

ある日、印刷会社の営業マンがやってきて仕事の用件がないにもかわらず、社長と30分ほど雑談して帰っていきました。

その時は「ヒマなんだな」としか思わなかったのですが、実は用件がないのに雑談だけして帰るというのは、何気ない雑談の中から仕事に繋がる話を相手から引き出す高等テクニックだということに気づきました。

できれば、会社員時代に営業は経験しておきたかったです。

【まとめ】会社で得られる経験は貴重

・会社こそ経験を積むチャンス
・会社員時代の雑務は貴重な経験
・営業は経験した方がいい

僕はフリーランスになってから会社員時代の経験の重要さに気づき、今では経験して良かったと思っています。

会社で働いていて、「雑務がめんどくさい」と思っている人は、視点を変えて雑務をやってみれば、そこから何かしらの発見があるかもしれません。

 

 

進路で悩まないための3つのコツ

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どんな職業を選んでも自由な時代だからこそ、逆に自由度が高すぎて自分に向いている仕事が何なのかわからない方もいらっしゃると思います。

僕はこれまで進学や就職などで進路を決める時、ほとんど悩んだ事がありません。

これには理由がありますので、僕なりの進路を決めるときのコツをご紹介します。

1、“嫌いなこと”をハッキリさせる

進路を決める時に、“やりたいこと”を見つけることは重要ですが、同時に“嫌いなこと”をハッキリさせるのも同じくらい重要だと思っています。
嫌いなことをハッキリさせることで、職業を決める段階で大きな選択ミスを回避することができます。

そのためには自分自身ととことん向き合い、自分は何か好きで何が嫌いなのか、できるだけ詳細かつ具体的に絞り込むことで、職業選択で悩む要素は格段に減ります。
漠然とでもいいので、以下のように思いついたことを紙に書き出します。

【好きなこと】
・人と関わる事が好き
・体を動かすのが好き
・旅行が好き

【嫌いなこと】
・高い所が苦手
・車の運転が苦手
・ずっと座っているのが嫌い

これらをできるだけ多く書き出して、様々な職業に当てはめていけば職業を絞り込むための手助けになります。

2、幼少期の直感を信じる

例えば僕の場合は、小学生の頃から絵を描くことが大好きで、将来は漠然と絵を描いて生活したいと思っていました。

中学生になると「漫画家」という具体的な目標ができて、他の職業の選択肢まったく考えていませんでした。

また、小学生の頃からなんとなく人間関係に自信がなく、接客や営業のような人と関わる仕事は無理だろうなと漠然と考えていました。
この頃、既に自分の中で結論が出ていました。それは、

・やりたいこと=絵を描く仕事
・やりたくないこと=人と関わる仕事

シンプルですが、実はこれが進路を決定する時にとても役立ちました。
子どもの頃に直感で感じたことは重要だと思います。

3、根拠のない自信を持つ

僕は何か目標に向かって進むとき根拠のない自信を持つようにしています。
例えばありきたりですが、「自分は天才だ」と思い込むことでパワーがみなぎってきて予想以上の行動力を発揮できたりします。

新しいことや未知のことに挑戦するときはデメリットばかり考えてしまいがちですが、根拠のない自信を持つことで、それらを払拭でき、目の前のことだけに集中できます。

【まとめ】僕なりの進路を決めるときのコツ

1、“嫌いなこと”をハッキリさせる
2、幼少期の直感を信じる
3、根拠のない自信を持つ

決して万人に通用する考え方ではありませんが、あながち外れているとも思えないのは、この考え方で決めてきた進路に後悔していないからです。

もし進路に迷っている方がいたら、子供の頃何が楽しくて何が嫌だったか思い出してみると、悩みを解決するきっかけになるかもしれません。

 

 

フリーランスになった3つの理由

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僕は会社員時代、このような3つの悩みを抱えていました。

1、会社の雑務が煩わしい
2、会社の人間関係でストレスがたまる
3、会社では仕事を選べない

フリーランスとして独立を決めたのは、会社員として働くことの不満が大きくなり、これらのデメリットを解消できると思ったからです。

結果的に独立したことで、これらのストレスから開放され、自分のやりたいことに集中できるようになりました。

フリーランスになって、3つの悩みがどのように解消されたか詳しく説明します。

1、会社の雑務が煩わしい

僕はフリーランスになる前は社員は10人程度のデザイン会社に勤務しており、紙媒体のデザインなどを担当していました。

社員が少ないため、様々な業務を兼務していました。

主に以下のような業務です。

・デザイン作業
・部下や新人の管理・指導
・電話対応、来客対応
・クライアントや営業との打ち合わせ
・プリンタやPCなど備品の管理

これらは会社に勤務していれば発生するものですが、自分にとってはストレスの要因になりました。

特に電話は作業と集中力を中断されるので電話は極力使用しません。

フリーランスになってからはこれらの雑務はゼロになり、おかげで仕事に集中でき、効率がよくなりました。

2、会社の人間関係でストレスがたまる

会社に行けば避けて通れないのが「人間関係」です。また、会社を辞める理由の上位にくるのも「人間関係」です。

会社の人間関係に嫌気がさしてフリーランスになる人は多いと思います。

僕の場合、フリーランスになったのは人間関係が理由ではありませんが、それでも複数の人間と仕事をするのはストレスがたまりますし、自分のペースで進められないこともあります。

フリーランスは基本的にひとりで仕事をするので休みたい時に休んで、仕事をしたい時にすればいいのでかなり気楽です。

人間関係のストレスが原因で会社に行けない人や、ひとりで仕事をしたい人はフリーランスという働き方も手段のひとつだと思います。

3、会社では仕事を選べない

会社で働くというのは、他人が運転する車に乗っているようなもので、他人がハンドルを握っているため、どこに向かおうが文句を言えません。

そのかわり車の安全性が高いので安心感はあります。

逆に自分で運転できないということは、向かう方向が間違っていても従わなければならないということです。

結果的に僕がフリーランスになったのは「仕事を選べない」のが一番大きな理由です。

フリーランスになってからは、自分の許容量を超えた仕事やパフォーマンスが発揮できない仕事、極端に単価の安い仕事はすべて断っています。

【まとめ】フリーランスになって解決したこと

1、会社の雑務が煩わしい→自分のことだけに集中できる
2、会社の人間関係でストレスがたまる→一人なので人間関係のストレスがない
3、会社では仕事を選べない→自分のルールに従って仕事を選べる

僕にとってはフリーランスは、会社員時代の悩みが解消できた素晴らしい働き方です。

 

 

未経験からグラフィックデザイナーに転職するには

 

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異業種の人がグラフィックデザイナーなど、クリエイティブ系の仕事に転職する時に問題になるのは未経験でも転職できるかという点です。

今回は未経験からグラフィックデザイナーに転職することは可能なのかを考えてみました。

1、学校に行った方がいいの?

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例えば異業種の人がグラフィックデザイナーになりたいと思った場合、まず仕事を辞めて専門学校や大学に行くという選択肢があります。

しかし転職が目的の場合、専門学校や大学を失業する時点で年齢を重ねてしまい転職市場で不利になってしまいます。

確かに専門学校で2年間、大学で4年間勉強するとデザインの知識や技術は習得できるかもしれません。

ただし転職では年齢がネックになってしまうこともあり、同じ未経験でも企業は若い人を採用する傾向があることから、転職市場では2年または4年の差はとても大きくなってしまいます。

もし学校に行くことに決めた場合、いったん自分の年齢を考慮して進路を決める必要があります。

2、未経験でも採用されるの?

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転職サイトなどでグラフィックデザイナーの求人内容を見ると、経験3年以上とか最低でも1年以上の経験を条件にしていることが多いです。

中には未経験者可という求人もありますので、異業種からの転職を考えている人でもグラフィックデザイナーへの転職は可能です。

ただし、未経験者が採用のとき重要になるのは学歴でも資格でもなく、「自分が作った作品」です。

未経験でも素晴らしい作品を提示できれば採用される確率は高くなるので、グラフィックデザイナーとしてデザイン会社や印刷会社などに転職を考えている人は、クオリティの高いポートフォリオを作ることが最も重要です。

3、どうやって作品を作ればいいの?

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一般的な企業の採用方法は、履歴書と職務経歴書などの書類選考や面接が多いですが、クリエイティブ系の選考方法では作品(ポートフォリオ)の提出が必須となります。

どのように作品を作りポートフォリオにまとめればいいかわからない人のために、紙媒体のデザインを制作するグラフィックデザイナーの転職を例にご紹介します。

デザインの現場photoshopillustratorは必須スキルなので、作品はphotoshopillustratorを使って制作するのが一般的です。

作品数ですが、2、3枚ではスキルを判断するには難しいため、最低でも20枚程度の様々なジャンルのデザインを構成した方が採用担当者はスキルを判断しやすいと思います。

【まとめ】作品と熱意が重要

1、学歴も重要だが、転職では年齢が重要視される
2、未経験でも作品のクオリティ次第で採用される確率が上がる
3、作品を作り込むことで採用される確率が上がる

新卒ではなく転職の場合は年齢を気にする企業が多いですが、作品のクオリティ次第で採用される確率があがります。

クリエイティブ系の仕事では作品が最も重要な理由は、そこから作った人の熱意が採用担当者に伝わるからです。

 

フリーランスになる前に準備しておきたい7つのこと

 

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最近は、会社員ではなくフリーランスという働き方が注目されています。現在、会社に勤務していて、フリーランスとして仕事をしたいと思っている人もいると思います。

しかし、フリーランスで独立する際に何から手を付けていいかわからず、あと一歩が踏み出せない人もいると思います。

今回は、フリーランスになる前に準備しておきたい7つの重要な事をご紹介します。
これらは以下のような人に読んでほしい内容となっています。
フリーランスで働きたい人
フリーランスで働き始めて1年目の人

1、屋号を決める

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フリーランスとして税務署で手続きをする際、屋号は必ずしも必要ではありませんが、屋号があると仕事内容が相手に伝わりやすいなどメリットもあります。
以下のポイントをおさえれば、自分のイメージに近い屋号を決めるのが容易になります。

・覚えやすいこと
・読みやすいこと
・屋号から業務内容が連想できること(○○商店、△△デザイン など)

2、開業届と青色申請の書類を提出する

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フリーランスや個人事業で仕事を始める際、税務署に開業届を提出します。
あわせて「青色申告承認申請書」を提出することで確定申告の際、青色申告特別控除として65万円が控除になります。
そのほか青色申告には以下のメリットがあります。

・赤字が繰り越せる
・親族への給与が経費になる
・30万円未満の備品を一括で経費にできる

3、会計ソフトを用意する

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確定申告するには、日々の仕事の売上や経費を帳簿に記入する必要があります。

パソコンで行うのが一般的なので、自分に合った会計ソフトやクラウド版ソフトを用意する必要があります。

ソフトの使い方は調べながら進めればそこまで難しくありません。

4、クレジットカードを作る

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安定した収入を継続して得られる会社員と比べ、フリーランス個人事業主は収入が不安定なため金融機関の信用を得るのが難しいと言われています。
そのためフリーランスになってからクレジットカードを作成する際、審査に通らない場合もあるようです。
独立を決めたら会社に在籍している間にクレジットカードを作りましょう。

5、備品、事務用品を準備する

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会社で仕事をしていた時は気付きませんでしたが、自分で仕事を始めると様々な事務用品が必要になります。

パソコン、パソコンソフト、プリンタ、名刺、見積書、請求書、納品書、コピー用紙、封筒、切手など。

これらはフリーランスで仕事を始めるまでに用意しておくのが理想ですが、僕の場合は仕事をしながら必要になったものは、その都度買い足していきました。

名刺は早めに用意することで独立後すぐに営業に回れるため、事前に作成しておくことをおすすめします。

6、ポートフォリオやWEBサイトを作る

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デザイナーやイラストレーターなどのクリエイティブ職に限定されますが、自分を売り込むための作品をまとめたポートフォリオやWEBサイトを準備することで、すぐに営業に出ることができます。

自分の実力を最大限理解してもらうため、しっかりしたものを用意しておけば営業先から案件を受注する確率が上がります。

作成に時間がかかるので、独立前から少しずつ準備しましょう。

7、知人や取引先に声をかける

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独立することが決まっている場合、知人や在籍している会社の取引先などに事前に声をかけておくのも重要です。

なぜなら知人や取引先の人を通じて仕事を紹介してもらえる可能性があるからです。

ほかにも仕事が発生する可能性のある人には独立することを話してみましょう。

【まとめ】最低限の準備は必要

フリーランスで仕事を始めるにあたって準備するべきことをまとめました。

1、屋号を決める
2、開業届と青色申請の書類を提出
3、会計ソフトを用意する
4、クレジットカードを作る
5、備品、事務用品を準備する
6、作品集やWEBサイトを作る
7、知人や取引先に声をかける

会社に勤務しながらでも独立の準備は可能なので、できることから少しずつ準備しておけばいざというときにすぐに行動に移せます。

 

【ストックイラスト】PIXTA(ピクスタ)に登録して3か月後の収益を報告します

 

2019年6月中旬にストックイラストのPIXTA(ピクスタ)に登録してから約3か月が経過しました。 

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現在、僕がPIXTAに登録しているイラストの総数は250点程です。

登録しているイラストの内容ですが、季節のイベントや野菜やフルーツなどの食べ物、フレーム素材、年賀状素材が多いです。

今回はPIXTAに登録してから約3か月の間にダウンロードされたイラストや収入結果をご報告したいと思います。

イラストを登録する時のポイント3つ

僕がイラストを登録する際、気を付けているポイントが3つあります。

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ポイント1:季節のイラストを用意する

季節ごとの行事やイベントのイラストは、年間を通してダウンロードされるために大切なポイントです。

素材をダウンロードするのはデザイナーなどの仕事をしている人が多く、イラストが使用される媒体は季節ごとのチラシなど印刷物が多いためです。

ポイント2:データの形式を複数用意する

 

登録するイラストのデータ形式は大きく分けて、ビットマップ画像(jpg、png)とベクター画像(ai、eps)に分類されます
同じイラストでも、ビットマップ画像とベクター画像の両方を用意することでダウンロードされる確率が上がるので、なるべく両方の形式を用意するようにしています。

ポイント3:100点以上登録する

ストックイラストでイラストを販売する場合、登録点数が100点を超えたあたりで売れ始めるという統計があるようです。

ある程度点数が多くなければ、そもそもダウンロードしてもらえないということだと思います。

そこで、まずは登録数100点を目指してイラストを描いていくのがいいと思います。

ダウンロード実績:データの種類

ダウンロードされるのはベクター画像が多い

PIXTAなどのストックイラストを利用する人はデザイナーなどクリエイティブ関係の仕事をしている人が多いのが理由だと思われます。

グラフィックデザインの仕事ではイラストレーターというソフトを使うことが多く、素材もイラストレーターで開けて、なおかつ拡大しても劣化しないベクター画像が好まれます。

ダウンロード実績:イラストの傾向

セット素材のイラストが人気

今の時期だと秋の紅葉やハロウィンなどが多いです。

10月後半になるとクリスマスや年賀状のイラストが多くダウンロードされます。

ほかにダウンロード数が多いのが、セット素材と呼ばれるイラストです。

セット素材は例えばクリスマス素材10種類など、1点に多くの種類のイラストが入った素材のことで、汎用性が高く使いやすいので多くダウンロードされます。

ダウンロード実績:収入

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PIXTAでは定額制とよばれる販売形式で販売しており、イラストが1点ダウンロードされると0.25クレジットという形で報酬が発生します

1クレジットが108円なので、0.25クレジットだと27円の報酬になります。

以下は登録開始の2019年6月から9月までのダウンロード数と収入です。

 ●ダウンロード総数:58点

 ●獲得クレジット:91

 ●合計金額:9,828円

というわけで、登録から3ヶ月で1万円ほどの収益を得ました。

【まとめ】ストックイラストは長期的に稼げる

ストックイラストは本業のフリーランス仕事の合間に行っているので、月々数千円でも収入があるのは非常にありがたいことです。

ストックイラストの素晴らしいところは、一度イラストを登録して放置しておけば、長期的に勝手に稼いでくれるところです。

特に僕のような不安定なフリーランスという働き方をしている場合、わずかでも収入があることは救いになります。

PIXTAは日本が運営しているストックイラストサービスなので、使い勝手がよく利用者も多いのでおすすめです。

他にもストックイラストサービスはいろいろあるので、比較して自分に合うサービスを検討してみるのもいいかもしれません。

 

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イラスト素材・ベクター素材のピクスタ