在宅での副業が注目を集める現在、文章を書くスキルさえあれば個人でも簡単に本を出版することができます。それがAmazon Kindleでの電子書籍の出版です。
本の出版と聞くと難しそうなイメージを持つ人も多いと思いますが、全くそんなことはなく、執筆から登録・販売まで本当に簡単にできてしまいます!
実際に僕は2020年にAmazon kindleで2冊の電子書籍を出版しました。
blaze.hatenablog.com
blaze.hatenablog.com
今回は、原稿の執筆方法からAmazonに電子書籍を登録・販売するまでの方法をご紹介します。
Amazon kindleで電子書籍を出版するメリットについては以下の記事を参考にしてください。
Amazon Kindle で出版した理由
僕は2019年6~12月までアフィリエイトとアドセンスでの収益化を目指してブログを書いていましたが、Googleアドセンスの審査に通過できず、いったんブログでの収益化を諦めました。
同時に契約していた独自ドメインとはてなブログProを辞めて、別の方法での収益化を模索した結果、Amazon Kindleで電子書籍を出版することを思い立ち、2020年1月に初のノウハウ本を出版しました。
原稿の執筆
1 原稿を書く
テキストエディタで原稿を書きます。
僕はTeraPadを使用しています。
kindleの登録に必要なEPUBデータを作成するには、テキスト中にタグを入力する必要があります。入力するタグの種類は以下のとおりです。
## 大見出し(目次に設定)
### 中見出し(目次に設定)
** 小見出し
===== 改ページ
<br/> 改行
テキストの文字数ですが、『副業でイラストを描いてストックイラストで収入を得る方法』の場合、約6000字でkindleで読む場合は約21ページです。
2 原稿をEPUBデータに書き出す
原稿が完成したら、テキストデータをEPUBデータに書き出します。
僕は「でんでんコンバーター」を使っています。書き出す際に以下の設定が可能です。
・ページ送り方向(横組、縦組)
・ページ自動生成(扉、目次)
・表紙ページスキップ、自動縦中横の有効
3 EPUBデータをチェックする
書き出したEPUBデータをKindle Previewer 3でチェックします。Previewerを使えばタブレットやkindle端末など複数のデバイスでチェックが可能です。
Kindle Previewer 3で不具合がなくなるまでチェックと修正を繰り返します。
4 表紙画像を作成する
次に表紙画像を作成します。僕はphotoshopを使用しています。サイズは1600×2560でjpeg形式で作成します。
自分でデザインができない場合はクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで外注するという方法もあります。
登録
Kindle Previewer 3でEPUBデータのチェックが完了して、表紙画像の制作が終われば、Amazon Kindleへの登録準備は完了です。
登録の手順
EPUBデータをAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシング(以下、KDP)に登録します。
STEP 1
KDPにサインインする(初めての場合は新規登録する)
↓
STEP 2
「タイトルの新規作成」から「電子書籍または有料マンガ」をクリック
↓
STEP 3
以下の各項目を入力する
・Kindle 本の詳細
・Kindle 本のコンテンツ
・Kindle 本の価格設定
登録から販売開始まで1~2日程かかります。
収益
Amazon Kindkeでの収益は主に2パターンあります。
1つは本が購入された場合、もう1つはKindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)で読まれたページ数に応じて支払われる場合です。
ちなみにKindle Unlimitedで読まれた場合、1ページあたり約0.5円の印税が発生します。
僕の場合、購入された収益よりKindle Unlimitedで読まれた収益の方が多く、本が購入されなくても読まれただけで収益が発生するのはKindle本の魅力です。
まとめ
出版までの流れを簡単に紹介しましたが、Kindleで本を出版するためには、新たにソフトウェアなどを購入する必要もありませんし、本当にびっくりするくらい簡単に出版できます。
既存のブログの人気記事をまとめたものを出版すれば、ゼロから原稿を書く必要もありません。 なんと言っても一度出版してしまえば売れた分だけ収益になるという不労所得としての魅力もあります。
本を出版したいけど敷居が高いと感じている方は、是非Kindleでの出版にチャレンジしてみてください。