僕がフリーランスで働くことを決めたとき一番大きな課題は「どうやって仕事を見つけてくるか」でした。
恐らく独立を考えている人の中には「営業のやり方がわからない」「営業が苦手」ということがネックになって行動に移すのを足踏みしている方もいるのではないでしょうか。かくいう僕もそのひとりでした。
これまで営業経験ゼロでしたが、実は仕事を受注することはそれほど難しくありません。
僕がフリーランスの経験をまとめた書籍がKindle本としてAmazonで販売中です。
こちらの書籍にフリーランスの営業のやり方について詳しく書いていますので、気になる方は参考にしてみてください。
1、コネクションを利用する
これまでのコネクションを利用する方法は2つあります。
在籍していた会社の取引先から受注する
会社に在籍している時に取引があったクライアントから仕事を受注するケースです。
特にデザイナーの場合はこのようなケースが多く、信頼関係が構築されているので独立後もスムーズに仕事を始められます。
ただし在籍していた会社からしてみれば自社で開拓した顧客を取られることでトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。
在籍していた会社から受注する
在籍していた会社から受注することで独立後すぐ仕事を始められます。
僕も独立前に在籍していた会社から仕事を回していただいたことがあるので、在籍していた会社から仕事を受注したいのであれば円満退社を目指しましょう。
2、クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングを利用して仕事を受注できれば、独立して間もない頃は仕事量も不安定なので心強い味方になってくれるはずです。
僕が利用しているのは、「ランサーズ」と「クラウドワークス」です。
ただし、中にはとんでもなく安い金額で依頼しているクライアントも存在するので、作業量に対して報酬が見合わない場合は注意が必要です。
継続して長期に取引できるクライアントを見つけることができれば、安定した収入が見込めます。
3、新規受注先を開拓する
営業の中で敷居が高いのが「新規開拓」です。
特に営業経験がまったくない人にとっては何から始めればいいのかわからないと思います。
僕はデザイナー職の経験しかなく営業経験はゼロだったのでとても苦労しました。
自分の中に「この方法なら大丈夫」というマニュアルがないので模索しながら進めるしかありません。以下は僕が実際に行った営業方法です。
ダイレクトメールを送る
ハガキに自己紹介や仕事内容を印刷したものをデザイン会社、印刷会社、広告代理店などに郵送します。
アナログなやり方ですが意外に反応はありました。ネットの時代にあえてハガキというのが目立ったのかもしれません。
メールを送る
メールは相手の時間を気にすることなく無料でできる営業方法なのでやらない手はありません。ひたすら送りまくりました。
ただし1回送ったからといってすぐ返事がくるほど甘くなく、期間をおいて何通も出し続けました。1回であきらめず粘り強く続けることが重要です。
【まとめ】とにかく行動してみれば何とかなる
・コネクションを利用する
・クラウドソーシングを利用する
・新規受注先を開拓する
これらは僕がフリーランスになって実践した営業方法で、手探りながらも何とか継続して仕事を受注することができました。
独立するまで営業は難しいものだと思っていましたが、行動してみれば何とかなるものです。