ビジネスの現場では、毎日あらゆる場面で決断を迫られます。
売上に繋げたり業務の効率を上げるためにも、決断の早さは重要です。
それらの決断に費やすエネルギーと時間は膨大なものになるので、できるだけ素早く決断する必要があります。
僕は普段から決断のスピードを上げるために気を付けていることがあるので、その方法をご紹介します。
1、あらかじめ決めておく
決断に時間がかかる理由のひとつに「悩む時間」があります。
それが毎日となると時間に換算するとかなりのロスになります。
予測できることは、あらかじめ決めておくと決断は早くなります。
例えば、
・お昼ご飯のお店の場合、月~金曜のローテーションを決めておく。
・毎日着る私服の場合、月~金曜のコーディネートを決めておく。
他にも毎日決めることがあれば、積極的にルール化することで、悩みの時間を無くすことができます。
2、ルールを設定する
会社でもルールを決めておくことで、効率化できることは沢山あります。
例えば、以前在籍していた会社でのこと。
コピー機の用紙が切れたら補充するための用紙のストックです。
ルールを設定する前は、ストックが無くなると総務部に発注する必要があったのですが、誰も補充しなければストックがゼロになることがありました。
これでは次に使う人はコピーができなくなり業務に支障が出てしまいます。
そこで「コピー用紙のストックが残り2束になったら総務部に発注する」
というルールを作ったところ、ストック切れのない状態が維持できました。
この場合「残り2束」というのがポイントです。
誰が観てもわかりやすいルールを設定することで、悩む必要がなく決断できます。
3、優先順位をつける
仕事で同時進行でさまざまな案件を抱えている場合、優先順位を決めて進めているのではないでしょうか。
僕も複数のクライアントと取引があるので仕事が重なることがありますが、仕事の受け方の優先順位を明確にしています。
僕の場合、仕事は入ってきた順番で受けています。
いくら大きなクライアントで受注金額が大きくても、スケジュールが埋まっていれば、お断りすることもあります。
あと、あまりにも高圧的なクライアントや低料金や無理なスケジュールを要求してくるクライアントもお断りします。
自分の中で「こういうクライアントとは仕事をしたくない」という明確な優先順位を設定しておけば、悩むことなく素早く決断できます。
優先順位を設定してルール化しておくことで、決断するスピードは格段に早くなります。
【まとめ】自分なりの方法を見つける
なかなか決断ができないという人は、少しコツをつかむだけで決断のスピードを上げることができます。
1、あらかじめ決めておく
2、ルールを設定する
3、優先順位をつける
仕事において決断の早さは重要です。
素早く決断することで時間が生まれ、その時間を有効に使うことで業務が効率化できます。
自分なりのスピードを上げる方法を見つけておくと何かと便利です。