フリーランス雑記帖

フリーランス、本、映画、ゲームのことを綴っています

営業経験ゼロのフリーランスが仕事を受注する方法

 

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僕がフリーランスで働くことを決めたとき一番大きな課題は「どうやって仕事を見つけてくるか」でした。
恐らく独立を考えている人の中には「営業のやり方がわからない」「営業が苦手」ということがネックになって行動に移すのを足踏みしている方もいるのではないでしょうか。かくいう僕もそのひとりでした。
これまで営業経験ゼロでしたが、実は仕事を受注することはそれほど難しくありません。

僕がフリーランスの経験をまとめた書籍がKindle本としてAmazonで販売中です。

こちらの書籍にフリーランスの営業のやり方について詳しく書いていますので、気になる方は参考にしてみてください。

blaze.hatenablog.com

1、コネクションを利用する

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これまでのコネクションを利用する方法は2つあります。

在籍していた会社の取引先から受注する

会社に在籍している時に取引があったクライアントから仕事を受注するケースです。

特にデザイナーの場合はこのようなケースが多く、信頼関係が構築されているので独立後もスムーズに仕事を始められます。

ただし在籍していた会社からしてみれば自社で開拓した顧客を取られることでトラブルに発展する可能性もあるので注意が必要です。

在籍していた会社から受注する

在籍していた会社から受注することで独立後すぐ仕事を始められます。

僕も独立前に在籍していた会社から仕事を回していただいたことがあるので、在籍していた会社から仕事を受注したいのであれば円満退社を目指しましょう。

2、クラウドソーシングを利用する

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クラウドソーシングを利用して仕事を受注できれば、独立して間もない頃は仕事量も不安定なので心強い味方になってくれるはずです。

僕が利用しているのは、「ランサーズ」と「クラウドワークス」です。

ただし、中にはとんでもなく安い金額で依頼しているクライアントも存在するので、作業量に対して報酬が見合わない場合は注意が必要です。

継続して長期に取引できるクライアントを見つけることができれば、安定した収入が見込めます。

3、新規受注先を開拓する

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営業の中で敷居が高いのが「新規開拓」です。

特に営業経験がまったくない人にとっては何から始めればいいのかわからないと思います。

僕はデザイナー職の経験しかなく営業経験はゼロだったのでとても苦労しました。

自分の中に「この方法なら大丈夫」というマニュアルがないので模索しながら進めるしかありません。以下は僕が実際に行った営業方法です。

ダイレクトメールを送る

ハガキに自己紹介や仕事内容を印刷したものをデザイン会社、印刷会社、広告代理店などに郵送します。

アナログなやり方ですが意外に反応はありました。ネットの時代にあえてハガキというのが目立ったのかもしれません。

メールを送る

メールは相手の時間を気にすることなく無料でできる営業方法なのでやらない手はありません。ひたすら送りまくりました。

ただし1回送ったからといってすぐ返事がくるほど甘くなく、期間をおいて何通も出し続けました。1回であきらめず粘り強く続けることが重要です。

【まとめ】とにかく行動してみれば何とかなる

・コネクションを利用する
クラウドソーシングを利用する
・新規受注先を開拓する

これらは僕がフリーランスになって実践した営業方法で、手探りながらも何とか継続して仕事を受注することができました。

独立するまで営業は難しいものだと思っていましたが、行動してみれば何とかなるものです。

 

グラフィックデザイナーに本当に必要な3つの能力

 

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グラフィックデザイナーを目指す人にとって必要な能力とは、どのようなものがあるでしょうか。

例えば「センス」「才能」「絵が描ける」など、人によってグラフィックデザイナーという職業の印象はさまざまです。

僕がこれまでて20年ほど企業でデザイナーとして働き、その後フリーランスになって考えた、デザイナーに必要な能力をご紹介します。

話のポイントをつかむ能力

 

グラフィックデザイナーの

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仕事の流れをおおまかにご紹介します。

 1、発注(印刷会社などから印刷物の依頼を受ける)
  ↓
 2、打合せ(どのような印刷物を制作するのかヒアリングする)
  ↓
 3、制作(印刷物のデータを作成する)
  ↓
 4、納品(完成したデータを納品する)
  ↓
 5、仕事完了(請求書を出す)

この中で重要なのは、2の打合せです。
印刷物の制作を依頼するクライアントは、何かしらの悩みや願望を抱えているので、打合せで制作する印刷物がどんなデザインで誰に向けたものか、制作物のポイントを把握します。

例えば、「お客様にもっとお店に来てもらいたい」「商品をもっと売れるようしたい」などです。これら依頼者が抱えている悩みや願望に応えるのが、グラフィックデザイナーの役割です。
打合せの段階で曖昧な部分や不明瞭な部分を明確にし、いかに依頼内容のポイントをつかむかが、その後の制作をスムーズに進めるために重要になります。

正確にものを見る能力

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グラフィックデザイナーは絵は描けなくても問題ありませんが、良いものと悪いものを見極める能力は必要です。

それは正確にものを見る能力。いわゆる審美眼と呼ばれるものです。

例えばチラシを作成する際、「いかに雰囲気に合ったイラストや写真を選ぶか」がとても重要になります。選ぶ素材ひとつでチラシの効果に差が出るからです。

媒体の目的に沿った最適な素材を選ぶことはグラフィックデザイナーにとって重要なスキルになります。

審美眼を鍛えるには高品質な絵や写真、映像などに数多く触れることです。

自分の眼にいろいろな情報を覚え込ませて眼を肥えさせることが審美眼を鍛えるにはとても重要です。

多くの引き出しを持つ

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グラフィックデザイナーの仕事はDJに例えられることがあります。
DJはさまざまな曲を組み合わせて、その場の雰囲気に合った音楽をお客様に提供する仕事です。

グラフィックデザイナーの仕事も、依頼者が希望する印刷物に合ったデザインを、さまざまな素材を組み合わせて作って満足していただく仕事です。

時間の制約がある中で、印刷物に最適な写真やイラストやフォントを選び、クライアントの希望に沿ったものを作成しなければなりません。

そのためには自分の中に多くの素材の引き出しを持っていなければなりません。

引き出しを増やすには、いろいろなものを見たり体験したり、あらゆるものにアンテナを張り吸収する事が重要になります。

【まとめ】依頼者が満足する制作物を作るのが仕事

デザイナーに必要な能力をまとめると以下のようになります。

・話の要点をつかむ能力
・正確にものを見る能力
・多くの引き出しを持つ

これら以外にも必要な能力はありますが、この3つのポイントを押さえることで、依頼者の希望に沿った制作物に仕上げることができます。

グラフィックデザイナーの仕事というとセンスや技術論になりがちですが、依頼があってはじめて成り立つ仕事だからこそ、技術だけではない能力が重要になると思います。

 

 

 

フリーランスになってから活きた会社員時代の経験

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僕はフリーランスとして独立する前は小さなデザイン事務所で働いていました。

少人数ゆえに自分の作業以外にあらゆる雑務を兼務しており、自分の作業だけに集中できないジレンマがありました。

しかし、フリーランスとなった今では会社員時代に無駄と思えた雑務でも、役立っている経験が多々あります。 

僕が会社員時代に役に立ったと思った経験を紹介します。

1、会社こそ経験を積む最適な場所

会社員時代は主にパンフレット、チラシ、名刺など、紙媒体のデザインを担当しており、それらの作業と並行してあらゆる雑務を兼任していました。

大企業であれば日々の雑務は総務部など担当したり、掃除は外部の会社に委託したりしていると思います。

以下は僕が行っていた雑務です。

・ゴミ捨て、掃除
・プリンタやPCなど備品の管理
・パソコン、ネットワークのトラブル対応
・会社のWEBサイトやSNSの更新、管理
・電話対応、来客対応
・打ち合わせ、社内会議
・新人の採用、教育

作業が中断されるのでこれらの雑務が嫌でしたが、会社で働く上で強制的に発生する作業なので慣れるしかありません。

しかし、視点を変えて考えると“強制的に”というのがポイントです。

実はフリーランスになってから、会社こそ経験を積む最適な場所だと気づきました。

2、会社員時代の雑務は貴重な経験の宝庫

会社での様々な雑務はフリーランスになった時に大きな経験として活きてきます。

フリーランスになると本業のほかに雑務の量が格段に増えるからです。

例えば以下のような作業です。

・見積もり、請求書、納品書の発送
・売上や経費の管理
・事務所の掃除、管理、修繕
・PCやプリンタなど備品の管理、手配
・クライアントとの打合せや電話対応
・ネットワークやPCトラブルの対処

会社員時代に様々な雑務を経験したおかげで、これらの作業はあまり苦労も無く進められたので、会社員時代は貴重な経験をしていたのだと気づきました。

3、営業は経験した方がいい

僕はこれまデザイナー畑で仕事をしてきたので営業経験はゼロでした。

しかしフリーランスになると営業メールや電話、取引先への挨拶、見積もり作成、打ち合わせ、納品、請求書の作成など、会社員時代であれば営業に分類される仕事が発生するので、いつまでも苦手とは言っていられません。

会社員時代に印象に残っている営業マンがいました。

ある日、印刷会社の営業マンがやってきて仕事の用件がないにもかわらず、社長と30分ほど雑談して帰っていきました。

その時は「ヒマなんだな」としか思わなかったのですが、実は用件がないのに雑談だけして帰るというのは、何気ない雑談の中から仕事に繋がる話を相手から引き出す高等テクニックだということに気づきました。

できれば、会社員時代に営業は経験しておきたかったです。

【まとめ】会社で得られる経験は貴重

・会社こそ経験を積むチャンス
・会社員時代の雑務は貴重な経験
・営業は経験した方がいい

僕はフリーランスになってから会社員時代の経験の重要さに気づき、今では経験して良かったと思っています。

会社で働いていて、「雑務がめんどくさい」と思っている人は、視点を変えて雑務をやってみれば、そこから何かしらの発見があるかもしれません。

 

 

進路で悩まないための3つのコツ

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どんな職業を選んでも自由な時代だからこそ、逆に自由度が高すぎて自分に向いている仕事が何なのかわからない方もいらっしゃると思います。

僕はこれまで進学や就職などで進路を決める時、ほとんど悩んだ事がありません。

これには理由がありますので、僕なりの進路を決めるときのコツをご紹介します。

1、“嫌いなこと”をハッキリさせる

進路を決める時に、“やりたいこと”を見つけることは重要ですが、同時に“嫌いなこと”をハッキリさせるのも同じくらい重要だと思っています。
嫌いなことをハッキリさせることで、職業を決める段階で大きな選択ミスを回避することができます。

そのためには自分自身ととことん向き合い、自分は何か好きで何が嫌いなのか、できるだけ詳細かつ具体的に絞り込むことで、職業選択で悩む要素は格段に減ります。
漠然とでもいいので、以下のように思いついたことを紙に書き出します。

【好きなこと】
・人と関わる事が好き
・体を動かすのが好き
・旅行が好き

【嫌いなこと】
・高い所が苦手
・車の運転が苦手
・ずっと座っているのが嫌い

これらをできるだけ多く書き出して、様々な職業に当てはめていけば職業を絞り込むための手助けになります。

2、幼少期の直感を信じる

例えば僕の場合は、小学生の頃から絵を描くことが大好きで、将来は漠然と絵を描いて生活したいと思っていました。

中学生になると「漫画家」という具体的な目標ができて、他の職業の選択肢まったく考えていませんでした。

また、小学生の頃からなんとなく人間関係に自信がなく、接客や営業のような人と関わる仕事は無理だろうなと漠然と考えていました。
この頃、既に自分の中で結論が出ていました。それは、

・やりたいこと=絵を描く仕事
・やりたくないこと=人と関わる仕事

シンプルですが、実はこれが進路を決定する時にとても役立ちました。
子どもの頃に直感で感じたことは重要だと思います。

3、根拠のない自信を持つ

僕は何か目標に向かって進むとき根拠のない自信を持つようにしています。
例えばありきたりですが、「自分は天才だ」と思い込むことでパワーがみなぎってきて予想以上の行動力を発揮できたりします。

新しいことや未知のことに挑戦するときはデメリットばかり考えてしまいがちですが、根拠のない自信を持つことで、それらを払拭でき、目の前のことだけに集中できます。

【まとめ】僕なりの進路を決めるときのコツ

1、“嫌いなこと”をハッキリさせる
2、幼少期の直感を信じる
3、根拠のない自信を持つ

決して万人に通用する考え方ではありませんが、あながち外れているとも思えないのは、この考え方で決めてきた進路に後悔していないからです。

もし進路に迷っている方がいたら、子供の頃何が楽しくて何が嫌だったか思い出してみると、悩みを解決するきっかけになるかもしれません。

 

 

経験の積み重ねが自信につながる

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僕がフリーランスとして何とか仕事を続けてこれたのも、20代の新人時代に大量の仕事をこなしたという自信と経験があったからです。

「1万時間の法則」と言われるように、どんな仕事でも自分だけで仕事を回せるようになるには、それなりの時間と労力が必要です。

1日8時間勤務×1ヶ月20日×12ヶ月として約5年程かかる計算です。

新人時代はとにかく量とスピードが大切

僕は20~30代半ばまでゲーム会社でデザイナーとして働いていました。
新卒で入った会社は研修期間がありましたが、その後転職した小規模な開発会社では実戦で仕事を覚えていく環境でした。

ゲーム開発はα版、β版、マスター前は戦場のような忙しさになります。
おのずと大量の仕事を決められた期間内でこなしていく中で、技術とスピードが養われます。

人数が少ないので何でもやらざるを得ない状態で、デザイナーの仕事以外に外注管理などにも関わらせてもらい、その経験はフリーランスになった今でも役立っています。

大量の仕事をこなしたことで仕事への自信が生まれました。

経験を積めないと思ったら迷わず転職

ゲーム会社時代は転職するのが当たり前と思っていて、ある程度経験を積んだら、その経験と実績を携えて次の会社へ転職しました。

転職を積み重ねてきたのは、経験やスキルを積めずに同じ会社で停滞するのが怖かったのかもしれません。

おかげでゲーム会社に入ってから、ドット絵からはじまり、2D背景デザイン、3D背景デザイン、エフェクトデザイン、キャラクターモデリングと、自分が希望する幅広い業務に携わることができました。

転職によりスキルと実績を積むことができました。

自信と経験が次へのステップにつながる

僕が転職を重ねたのはスキルアップだけが目的ではなく、常に仕事の評価を転職という市場で確かめたかったのが理由かもしれません。

同じ会社にいると自分の評価が見えなくなってくるので、別の会社ではどのように評価されるのか常に気になっていました。

転職はスキル、経験、実績、人間力のどれが欠けてもうまくいきません。
転職したことにより、自分の仕事の総合力を転職市場で客観的に認識できたことで、さらなる自信が生まれました。


【まとめ】総合力を高めることで自信に繋がる

・大量の仕事をこなしたことで仕事への自信が生まれた
・転職によりスキルと実績を積むことができた
・仕事の総合力を転職市場で客観的に認識できた

僕の場合、これら3つのステップを経て、徐々に仕事への自信をつけてきました。

最初から技術力を高めるよりも、大量の仕事をこなしていけば並行して仕事のスピードも早くなるし技術力も高くなっていきます。

特に新人時代の数年間はがむしゃらに仕事に打ち込むことが大切だと身をもって経験しました。

それがスキル、経験、実績、人間力、仕事のスピードなど、総合力を高めることになり、結果的に自信に繋がっていくのだと思います。

 

 

会社を辞める時に心がけていたこと

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僕はこれまで何社か転職を経験してきました。
理由は、もっと高いレベルの仕事をしたいからだったり、人間関係だったり様々です。

終身雇用が崩壊した現代社会では、誰しも転職しなくてはならない事態に遭遇する可能性があります。

アメリカだと転職回数が多い人ほど能力が高いと判断されるようですが、日本ではまだ転職はネガティブな印象を持たれることが多いかもしれません。

僕は転職する時に、いくつか心がけていたことがあります。

1、「自分がいなければ」という思い込みを捨てる

転職を考えた時に錯覚しやすいのが、「自分がいなければ今の仕事は回らない」と考えて、思いとどまってしまうことです。

会社は社員一人いなくなっても、次の日から何事もなかったように仕事が回るので問題ありません。
一人辞めて仕事が滞るような会社は経営が危ういといえます。

「自分がいなければ」というのは単なる思い込みで、会社は欠員が出れば次の社員を補充するだけです。

「自分がいなければ」という思い込みは、会社への依存している証拠なので、会社を辞める際にはその思い込みを捨てる必要があります。

2、最後は自分で背中を押すしかない

万全の準備を整えて転職するのが理想ですが、現実はなかなかそう上手くいきません。

人間関係や病気療養など、転職する人の理由は様々です。
それ以外にも、勢いで辞めてしまうこともあると思います。

僕は過去に勢いあまって辞めてしまったことがありますが、不思議と後悔はありませんでした。自分の中で納得できていたのかもしれません。

どんな理由にせよ、最後に決断して背中を押すのは自分しかいません。

3、できるだけ円満退社を心がける

勢いで転職を決めても、できるだけ円満に退社することが大切です。
本音では最後に会社への不満をぶちまけたい気持ちも理解できますが、次のステップのために、そこはぐっと我慢した方が賢明です。

なぜなら辞意を伝えてから辞めるまで、会社側の協力を得られなければ退職日が延期されたり、後々の転職に影響が出るからです。

会社を辞める場合、具体的に次のような人の協力が必要になります。

・同僚(仕事の引き継ぎなど)
・直属の上司(最初に辞意を伝える人)
・部署の上司(所属している部署のトップ)
・役員、社長(直接会わない場合もある。稟議書の決裁など)
・総務部(退職時の書類の手配、退職日の調整など)

1人が退職するのにこれだけの人が関わることを考えると、円満に辞める重要性も理解できると思います。波は荒立てない方が賢明です。

【まとめ】自分を信じて行動する

転職が正しいのか間違っているのか判断できるのは自分自身しかいません。
そう考えると誰かに相談したところで、理解してもらうのは難しいと思います。

仕事が自分に向いているかどうかは、いろいろな仕事をやってみないとわからないことも多いです。自分にできることを確かめるために転職は意味のあることだと思います。

今の仕事が自分に合っていないと感じたら、自分の理想にたどり着くまで一歩前進した証拠です。

あとは自分を信じて行動するしかありません。

 

 

思い立ったらすぐ行動することの重要さ

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僕はフリーランスになると決めて、次の日に税務署に開業届を出しました。
決めてから実行するまでの時間は1日足らずでした。

フリーランスになるために特別に準備したり資金を用意したわけでもなく、いきあたりばったりで決めてフリーランスになりました。

開業届けを提出したことでフリーランスの自覚が芽生え、追い込まれることで目の前のやるべきことに集中することができました。

振り返ってみると、「思い立ったら行動する」というスピード感こそ重要ではないかと思っています。

1、勢いに乗って行動する

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人間が集中できる時間はあまり長くはなく、熱を持っている状態は長くは維持できません。

熱中できることや良いアイデアが見つかったら、あまり考えずにとりあえずやってみるのも一つの方法です。
勢いに乗っている時は、意外とデメリットやリスクは感じないものです。

勢いの波に乗って行動してみれば、自分が考えている以上のことが達成できたりします。
あまり冷静にならず熱を持ったまま行動することは、自分が目指す方向で何かしら成果を出したいときに有効だと思います。

行動して壁に当たったら、その時に考えればいいと思います。

2、あまり準備しない

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事前に準備しても絶対に大丈夫という保証はありません。
失敗するかもしれないし上手くいくかもしれません。
リスクを考えすぎると行動に移す確率は低くなります。

僕はフリーランスになる時に何の準備もしませんでした。
独立当初を振り返ると、もう少し準備すべきだったと思うことはありましたが、変化の先にあるワクワク感を考えると準備不足など小さなことに思えました。

走りながら軌道修正していくぐらいの気持ちで、まずは1歩を踏み出すことが重要だと思います。

3、自分の感覚を信じる

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「思い立ったが吉日」という言葉があります。
意味を調べると「何か物事を始めようと思ったら日を選ばずにただにち着手するのが良いという教え」とあります。
自分が、やるぞ!と思った日が絶好のタイミングということです。

何か物事を始めようとする時は、いろいろな条件が重なっており、そのタイミングは自分しかわかりません。

自分の感覚を信じることが行動につながっていくと思います。

【まとめ】時には勢いで行動することも重要

僕が行動を起こすときに大切にしていることをまとめてみました。

1、勢いに乗って行動する
2、あまり準備しない
3、自分の感覚を信じる

大企業に勤務していても10年後は大丈夫という保証はありません。
新卒で入社しても同じ会社で退職まで在籍する人は昔に比べて少なくなっています。

自分に合わない環境で「成長できない」と感じたら行動するチャンスかもしれません。
別の環境ならその能力をより活かせ、好待遇で働けるかもしれません。

時には冷静に考えないで勢いで行動することも重要だと思います。

 

 

【DQX】バージョン5発売間近!ドラゴンクエストXオンラインは今から始めても間に合うのか?

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 出典:https://barukazu.com/

10月24日に5つ目の大型アップデート『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』(以下、バージョン5)が実装されます。

僕は発売開始から7年目の現在もドラゴンクエストX(以下、ドラクエX)を遊び続けています。
バージョン1や2の頃のように毎日遊ぶことはありませんが、大型アップデート後1ヶ月ほど遊んで次の大型アップデートを待つという形に落ち着いています。

バージョン5の開始に合わせて、新たにドラクエXを始める新規ユーザーや、一時的に休止していて再開する人も増えると思います。

今回は新たにドラクエXを始めたり再開する人に向けて、バージョン5に向けての準備などを紹介します。

ドラクエXの魅力については過去の記事で紹介しています。

www.blaze-blog.com

バージョン5を遊ぶための準備

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出典:https://barukazu.com/

追加ディスクを用意する

●バージョン4までクリアしている人
バージョン5の追加ディスクを購入する。
※早くプレイしたい人はダウンロード版をオススメします。

●体験版を遊んだ人
バージョン1~4のオールインワンパッケージを購入する。

●バージョン1~3で休止している人
必要なバージョンの追加ディスクを購入する。

 

バージョン4のメインストーリーをクリアする

バージョン5の世界に行くためには、

★バージョン4.5前期のメインストーリー「遥かなる未来への旅路のおはなし」

をクリアしておく必要があります。

さらにバージョン4のクリア後に発生する

★ストーリークエストNo.589「未来へ歩みだすために」

もバージョン5を遊ぶための条件になっているのでクリアしておきましょう。

ただしNo.589「未来へ歩みだすために」の発生条件には以下のクエストをクリアする必要があります。

●クエストNo.580「届けたい思い」
 ※No.580を受けるにはクエストNo.483 「エミリエ婦人のマナー講座」をクリアする
●クエストNo.581「時の書と罪の書」
●クエストNo.583「選ぶべき道」
●クエストNo.584「つなぐ想いを未来へと」
●クエストNo.587「エテーネル★ソウルフード
 ※No.587を受けるにはクエストNo.476「暮らしを支える錬金術師」をクリアする

地味に時間がかかるので、時間のあるときに終わらせておきましょう。

各職業のレベルを上げる

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出典:https://barukazu.com/

バージョン5では新職業「デスマスター」が追加されます。

そのためスキルポイント不足にならないように、各職業のレベルをできるだけ上げておくことをオススメします。

最低限「職業クエスト」と「スキルブック」はクリアしておくと楽になります。

新規で始める人に限りバージョン5から開始できる

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出典:https://barukazu.com/

バージョン1~4をすっ飛ばして、いきなりバージョン5から開始できるという太っ腹な機能が追加されます。

バージョン5をすぐにでも遊びたい人はこの機能を使いましょう。

バージョン5からゲームを開始した場合の状態

・レベル1の状態で、選択した種族の出身村の郵便局から開始します。
・『いばらの巫女と滅びの神のおはなし』開始に必要なシナリオやクエストと、いくつかの機能を使用できるようになるクエストのみクリアした状態です。
・バージョン1から始めた場合と同じ消費アイテムに加え、クリア報酬のステータスアップのタネや、スキルブックなど、再入手不可な重要アイテムのみ所持しています。
・最初からエンゼルスライム帽を所持しています。
・レベル28のサポート仲間3人が自動で加入します。
引用:目覚めし冒険者の広場 https://hiroba.dqx.jp/

バージョン5で実装される要素

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出典:https://barukazu.com/

●新職業「デスマスター」の追加
新武器の「鎌」を装備でき、死霊を召喚できる職業のようです。
天地雷鳴士に近い感じかなと思います。

●スキルシステムの改修
これまで武器スキルは共通でしたが、各職業ごとに変更になるようです。
スキルの振り替えは頻繁に行うので、使いやすいシステムに変更されていることを祈ります。

●新コンテンツ「万魔の塔」が追加

沸いてくるモンスターをひたすら倒していくバトル系のコンテンツで、報酬としてアクセサリーを獲得できるようです。ピラミッドに近い感じかなと思います。

【まとめ】ドラクエXは7年目でも十分おもしろい


『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』プロモーション映像

ドラクエXオンラインはサービス開始から7年目ですが、初期に比べるとプレイ人口は減ったものの大型バージョンアップで新規ユーザーや復帰するユーザーが増えたりするので今でも十分楽しめます。

バージョン初期で休止している人や新規で始める人にも優しいゲームなので、今から始めても十分間に合います。

バージョン5はこれまでと全く違う世界での冒険になるので、どのような展開になるのか楽しみです。

【アニメ】映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』は京アニの集大成といえる作品

 

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』予告

先日、公開中の映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」を観てきました。

www.violet-evergarden.jp

NetflixでTVアニメ版のヴァイオレット・エヴァーガーデン全13話とOVAを視聴していたので、ストーリーや世界観、登場人物などは頭に入っており予備知識は万全だった。

京都アニメーションの事件から約3ヶ月が経ったが、いまだ被害に遭われたスタッフの方々の傷は癒えておらず、事件の真相も解明されていない状況の中で観た映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」は、それまで観てきた京都アニメーションが制作したアニメとは確実に何かが違っていた。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンとは?

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引用:https://www.amazon.co.jp

2015年にKAエスマ文庫京都アニメーション)から刊行された小説「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(著/暁佳奈)が原作のアニメーション作品。
その後、2018年1月よりTVアニメ版が京都アニメーション(以下、京アニ)により制作された。

【あらすじ】

終戦を迎えたとある都市が舞台。

戦争に両腕を失ったヴァイオレット・エヴァーガーデン(以下、ヴァイオレット)は、上官ギルベルトの親友で後見人のクラウディア・ホッジンズが経営するC.H郵便社で、自動手記人形(代筆業)として働くことになった。

最初は感情を無くしていたヴァイオレットだったが、手紙を介した人とのやりとりの中で次第に感情を取り戻していく。

映像美の素晴らしさ

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引用:https://www.amazon.co.jp

TVアニメ版を観て繊細でダイナミックな映像美に驚嘆した。
これはTVアニメで放映するレベルではないと思ったと同時に、クオリティの高い映像を作り出す京アニの底力を感じた。

それまで観てきた京都アニメーション制作のアニメも素晴らしかった。
Kanon』『Air』『CLANNAD』『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』『けいおん』『中二病でも恋がしたい』『氷菓』など、挙げればきりがない京アニの素晴らしい作品の数々。

しかし『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、それまで観てきた京アニのどのアニメとも違う魅力があった。

TVアニメでここまで映像表現を追求したアニメを観たことがなかったし、映像を見ているだけで感動できることを始めて知った。

TVアニメ版に増して感動できる内容

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引用:https://www.amazon.co.jp

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は感動できるアニメとして、しばしば話題に挙がる作品のひとつだ。

感動できるアニメといえば京アニ制作の『CLANNADクラナド)』も外せないが、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はもっと大衆に向けたドラマだと感じた。 

blaze.hatenablog.com

映画は、戦争が終わって数年後が舞台。離ればなれになった姉妹に焦点をあてたストーリーで、TVアニメ版に増して涙なしでは観ることができない内容だった。

映画が終わった後のスタッフロールでは、事件で被害に遭われたスタッフの方々の名前が流れた。
その瞬間、映画の内容とリアルでの出来事が相まって思わず号泣してしまった。 

【まとめ】それでも時は過ぎていく

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引用:https://www.amazon.co.jp

映画を見終わって、この作品はまぎれもない京アニの一つの到達点だと思いました。
このような素晴らしい作品を作ってくれた京アニには本当に感謝しかありません。

事件で被害に遭われた京都アニメーションのスタッフの皆様の一日も早い回復を心よりお祈りします。

2020年公開予定の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、たとえ公開延期になっても必ず劇場に観に行きたいと思います。

 

努力する方向性を間違えないために重要なこと

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日本では努力することが美徳と見なされる傾向があります。

たしかに努力できない人より努力している人の方が、認められたり頑張っているように見えるかもしれません。

しかし本当に成果を出したい場合、正しい方向性での努力でなければ、あまり有効だと思えません。

では正しい方向性で努力するためには、どうすればよいか考えてみました。

自分を知る

努力する前に自分が進む方向性を決める必要がありますが、その前に目指す方向に自分が合っているか、自分を知る作業が必要です。

例えば、就職活動では最初に自己分析をすることが多いと思います。

自己分析は自分の中にある答えを掘り下げて見つけ出す作業です。

場合によっては、子どもの頃の経験や考えにまでさかのぼる必要があるかもせれません。

自分のやりたいことが見つかれば、あとは目標までどのようなルートで、どのように努力するかを考える段階になります。

まずは自分を知ることが正しく努力するための第一歩だと思います。

方向性を定める

努力する目標が決まって仕事を決めようとする段階で、例えばアルバイトをしようと考えた場合、時給が安く経験が積める仕事と、時給が高く何の経験も積めない仕事では数年先に大きな差が生まれます。

特に何かしらスキルを身につけたいという人にとっては、お金より「いかに経験が積めるか」という点に比重を置いて仕事を選んだ方が、最終的にスキルという資産を手に入れることができます。

少しでも自分のやりたいことや興味のある仕事を選んだ方が、将来的なステップアップには有効です。

自分の方向性を定めるのは正しく努力するためには重要です。

成果が出るまで待つ

進む道が決まって努力を続けても、明確な成果が出るにはある程度の時間を要します。
仕事内容にもよりますが、3年程度は同じ仕事を継続してみないと本当の成果は見えてきません。

未経験から仕事を始めると、最初はどうしても雑用や補佐的な仕事、単純作業などから始めることが多く、それから徐々に責任ある仕事を任されるので、どんな仕事でも3年程は経過してしまいます。

世間で言う「石の上にも三年」はあながち間違ってはいないのです。

正しい方向性で3年程働けば、自分の方向性が正しいかどうかの見分けはつくと思います。時には成果が出るまで待つのも重要なことです。

進む方向性を修正する

努力した結果がすべて正解とも限りません。
例えば3年頑張っても、「やはり自分には向いていなかった」というのも一つの結論です。それから軌道修正するのもひとつの判断だと思います。

人によっては1年程働けば見えてくるかもせれません。
特に新卒で入社した企業が自分に合わなかったとしても、その努力は無駄ではなく、経験に基づく方向性の修正です。

その経験を元に次に自分が向かう方向性を決めて、新たに決めた方向性で努力すればいいと思います。

【まとめ】正しい方向性で努力しよう

正しく努力するためのフローをおおまかにまとめてみました。

・自分を知る
・方向性を定める
・成果が出るまで待つ
・進む方向性を修正する

自分に能力があるにもかかわらず、間違った方向性で努力している人は非常にもったいないと思います。

最短で目標に到達するには、自分の能力を見極めて正しい方向性で努力する必要があります。

 

 

フリーランスになった3つの理由

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僕は会社員時代、このような3つの悩みを抱えていました。

1、会社の雑務が煩わしい
2、会社の人間関係でストレスがたまる
3、会社では仕事を選べない

フリーランスとして独立を決めたのは、会社員として働くことの不満が大きくなり、これらのデメリットを解消できると思ったからです。

結果的に独立したことで、これらのストレスから開放され、自分のやりたいことに集中できるようになりました。

フリーランスになって、3つの悩みがどのように解消されたか詳しく説明します。

1、会社の雑務が煩わしい

僕はフリーランスになる前は社員は10人程度のデザイン会社に勤務しており、紙媒体のデザインなどを担当していました。

社員が少ないため、様々な業務を兼務していました。

主に以下のような業務です。

・デザイン作業
・部下や新人の管理・指導
・電話対応、来客対応
・クライアントや営業との打ち合わせ
・プリンタやPCなど備品の管理

これらは会社に勤務していれば発生するものですが、自分にとってはストレスの要因になりました。

特に電話は作業と集中力を中断されるので電話は極力使用しません。

フリーランスになってからはこれらの雑務はゼロになり、おかげで仕事に集中でき、効率がよくなりました。

2、会社の人間関係でストレスがたまる

会社に行けば避けて通れないのが「人間関係」です。また、会社を辞める理由の上位にくるのも「人間関係」です。

会社の人間関係に嫌気がさしてフリーランスになる人は多いと思います。

僕の場合、フリーランスになったのは人間関係が理由ではありませんが、それでも複数の人間と仕事をするのはストレスがたまりますし、自分のペースで進められないこともあります。

フリーランスは基本的にひとりで仕事をするので休みたい時に休んで、仕事をしたい時にすればいいのでかなり気楽です。

人間関係のストレスが原因で会社に行けない人や、ひとりで仕事をしたい人はフリーランスという働き方も手段のひとつだと思います。

3、会社では仕事を選べない

会社で働くというのは、他人が運転する車に乗っているようなもので、他人がハンドルを握っているため、どこに向かおうが文句を言えません。

そのかわり車の安全性が高いので安心感はあります。

逆に自分で運転できないということは、向かう方向が間違っていても従わなければならないということです。

結果的に僕がフリーランスになったのは「仕事を選べない」のが一番大きな理由です。

フリーランスになってからは、自分の許容量を超えた仕事やパフォーマンスが発揮できない仕事、極端に単価の安い仕事はすべて断っています。

【まとめ】フリーランスになって解決したこと

1、会社の雑務が煩わしい→自分のことだけに集中できる
2、会社の人間関係でストレスがたまる→一人なので人間関係のストレスがない
3、会社では仕事を選べない→自分のルールに従って仕事を選べる

僕にとってはフリーランスは、会社員時代の悩みが解消できた素晴らしい働き方です。

 

 

決断のスピードを上げるために大切にしていること

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ビジネスの現場では、毎日あらゆる場面で決断を迫られます。
売上に繋げたり業務の効率を上げるためにも、決断の早さは重要です。

それらの決断に費やすエネルギーと時間は膨大なものになるので、できるだけ素早く決断する必要があります。

僕は普段から決断のスピードを上げるために気を付けていることがあるので、その方法をご紹介します。

1、あらかじめ決めておく

決断に時間がかかる理由のひとつに「悩む時間」があります。
それが毎日となると時間に換算するとかなりのロスになります。
予測できることは、あらかじめ決めておくと決断は早くなります。

例えば、

・お昼ご飯のお店の場合、月~金曜のローテーションを決めておく。
・毎日着る私服の場合、月~金曜のコーディネートを決めておく。

他にも毎日決めることがあれば、積極的にルール化することで、悩みの時間を無くすことができます。

2、ルールを設定する

会社でもルールを決めておくことで、効率化できることは沢山あります。
例えば、以前在籍していた会社でのこと。
コピー機の用紙が切れたら補充するための用紙のストックです。

ルールを設定する前は、ストックが無くなると総務部に発注する必要があったのですが、誰も補充しなければストックがゼロになることがありました。

これでは次に使う人はコピーができなくなり業務に支障が出てしまいます。
そこで「コピー用紙のストックが残り2束になったら総務部に発注する」
というルールを作ったところ、ストック切れのない状態が維持できました。

この場合「残り2束」というのがポイントです。
誰が観てもわかりやすいルールを設定することで、悩む必要がなく決断できます。

3、優先順位をつける

仕事で同時進行でさまざまな案件を抱えている場合、優先順位を決めて進めているのではないでしょうか。

僕も複数のクライアントと取引があるので仕事が重なることがありますが、仕事の受け方の優先順位を明確にしています。

僕の場合、仕事は入ってきた順番で受けています。

いくら大きなクライアントで受注金額が大きくても、スケジュールが埋まっていれば、お断りすることもあります。

あと、あまりにも高圧的なクライアントや低料金や無理なスケジュールを要求してくるクライアントもお断りします。

自分の中で「こういうクライアントとは仕事をしたくない」という明確な優先順位を設定しておけば、悩むことなく素早く決断できます。

優先順位を設定してルール化しておくことで、決断するスピードは格段に早くなります。

【まとめ】自分なりの方法を見つける

なかなか決断ができないという人は、少しコツをつかむだけで決断のスピードを上げることができます。

1、あらかじめ決めておく
2、ルールを設定する
3、優先順位をつける

仕事において決断の早さは重要です。
素早く決断することで時間が生まれ、その時間を有効に使うことで業務が効率化できます。

自分なりのスピードを上げる方法を見つけておくと何かと便利です。

 

 

ストレスで潰れてしまう前にできること

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僕は普段から仕事量や休みのバランスに気をつけています。
それはフリーランスになってからより顕著になりました。

例えば平日の仕事は朝9:00から始業、18:00には終業するようにしています。
もちろん残業はしませんし、日曜日は必ず休みます。

そのような考えになった理由は、フリーランスになる前の会社員生活で精神を病んで退職したり、休職した経験があるからです。

いかに会社で働くことが過酷かを実感しましたし、人間はちょっとしたキッカケで簡単に精神を病んでしまうということを身をもって経験しました。
今振り返ると、よく死なずに生きてこられたなと思います。

では、精神が病んでしまう前に自分を追い込まないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

1、脅迫観念にとらわれない

日本人は働くことを美化したり、働くからには「頑張るのが当たり前」という見えない強迫観念に支配されている印象を受けます。
仕事というのは体を壊してまで頑張る価値があるものなのでしょうか?

今の日本人に必要なのは、休むことは悪であるという脅迫観念から離脱して、積極的に休むことに重点を置いて仕事はほどほどという考え方にシフトすることだと思います。

2、ストレス回避術を身につける

会社にはストレスという地雷があらゆるところに埋まっています。

ストレスが直撃すれば人間は簡単に精神を病んでしまいます。
そのためには、できるだけストレスという地雷を回避する術が必要です。

会社で働く限り、逃げようがないストレスもありますが、いい意味で「適当」にやることも必要です。
つらくなったら時々有給をとって休んだり、飲みに行ったりするなど、できるだけ嫌なことを忘れましょう。

あまりにも自分に合わない職場の場合、会社を辞めることも選択肢として考えるべきだと思います。

3、自分の限界を知る

自分の仕事のキャパシティを把握している人は意外に少ないのではないでしょうか。

かくいう僕も自分の限界がわからず働いていました。

どこまで仕事のストレスに耐えられるかは個人差があります。
そもそも、自分が頑張れたから相手も頑張れるというのは、あまりにも傲慢な考え方で、人によってペースもさまざまだし、病気を抱えながら仕事をしている人もいるはずです。

これ以上は頑張れないという境界線が自分でわかっていれば、病気になる前に仕事量を調整したり、適度に休んだりと対策が立てられます。

4、自分だけで抱え込まない

特に精神的な疾患は、一度かかってしまうと回復までに時間も要するので、病気になる前に水際で食い止めることが重要だと思います。

もし精神状態が悪いと感じたら、メンタルクリニックなどの専門機関を受診するなど、自分だけで抱え込まず、さまざまなものに頼るのも時には大切だと思います。

【まとめ】ストレスをうまく回避する

精神的な病気になる前にできることをまとめてみました。

1、脅迫観念にとらわれない

2、ストレス回避術を身につける

3、自分の限界を知る

4、自分だけで抱え込まない

定年まで仕事をすると考えると、一時的には無理して仕事をしても、長くは続かないでしょう。
会社で働く以上ストレスは避けられませんが、できるだけダメージを軽くすることはできます。ときには逃げたり休んだりすることも必要ではないでしょうか。

 

 

フリーランスに必要なのは危険なクライアントを見極める能力

 

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僕がフリーランスで仕事をしていて必要だと思ったのは「危険なクライアントを見極める能力」です。

フリーランスとして様々なクライアントと仕事をしていると、時にはあまり関わりたくない相手に遭遇する事もあります。

会社に勤務していて上司や同僚に嫌な人がいた場合、自分が会社を辞めるか、相手が辞めるか異動にでもならない限り嫌な相手とは何かしらの関わりが生じる可能性があります。

しかしフリーランスの場合、「このクライアントとは仕事をしたくない」と判断すれば取引を停止するなど逃げることが可能です。

僕が実際に遭遇した、関わらない方がいい危険なクライアントのタイプを紹介します。

1、何でも電話してくる

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とにかく何でも電話してくる人です。

確かに営業で外に出ていると忙しいので電話で連絡するのはわかりますが、メールを送ってからわざわざ「メールを送りました」と確認の電話をかけてきた時はさすがに閉口しました。

電話というツールは、伝える方も受ける方も伝達ミスが発生する確率が増えますし、後で言った言わないのトラブルになる事もあります。

さらに電話は相手の時間を奪い作業ペースや集中力を乱すので電話が嫌いです。

僕は普段から仕事の連絡はメールやチャットなど相手の仕事の邪魔にならないツールを使っています。

ただし緊急で連絡をとりたい場合は電話の方が良い場合もあるので、臨機応変に使用すればいいと思います。

自分が電話の方が都合がいいからといって相手も都合がいいとは限らないので、使いどころを見極めて使用するべきだと思います。

とにかく電話ばかりしてくるクライアントは相手のことは考えていないので要注意です。

2、とにかく態度が横柄

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とある取引先に、あからさまに「仕事を出してやっている」という態度の担当者がいました。

1年ほど仕事をしましたが結果的に我慢が限界に達し、その担当者に「今後一切取引しなくて結構です」と伝えて連絡を絶ちました。

そもそも仕事はどちらが上とか下とか関係ないはずです。

例えば、ある案件を外注に依頼しようとしている会社があったとします。

その会社は案件の抱える悩みを解決したくて外注に依頼します。

抱える悩みは「納期が短い」「予算が少ない」「社内でできる人がいない」など様々だと思いますが、外注側はそれらの仕事を受けることで、発注者の悩みを解決していることになります。

仕事が終わると「助かりました」と言ってくれるクライアントもいます。

間違っても「仕事を出してやっている」という態度の会社とは仕事をするべきではありません。

3、クッション言葉を使わない

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例えばメールで、「誠に申し訳ございませんが」「差し支えなければ」「ご多忙のところ申し訳ないのですが」など、仕事の依頼、連絡などで使用するのがクッション言葉と呼ばれています。

相手に機嫌良く仕事をしてもらう上でクッション言葉は重要です。

クッション言葉には相手への気遣いや敬いが込められているので、受け取った人はいい気分で仕事ができます。

しかし、クッション言葉をまったく使わない営業マンがいました。

会社の顔ともいえる営業マンが取引先への気遣いができないことは致命的です。

クッション言葉がないメールは命令口調に感じるため、相手の機嫌を損ねることもあるでしょうし、依頼した仕事をしてくれない可能性もあり仕事に支障が出ます。

このような想像力の欠如した相手との仕事は、不愉快になるだけでなく将来的な仕事にも影響するので、早々に遠ざかった方が賢明です。

【まとめ】危険を避けるのも能力のひとつ

1、何でも電話してくる
2、とにかく態度が横柄
3、クッション言葉を使わない

いろいろなタイプのクライアントがいますが、僕は過去の苦い経験から、このようなタイプとは絶対に仕事をしないと決めています。

しばらく仕事をする中で、「こいつはやばい奴だ」と判断したら、自分の精神がやられる前に取引を停止するのも手段のひとつです。

フリーランスで気持ちよく仕事をする上で最も重要なのは「危険なクライアントを見極める能力」だと思います。

 

 

 

未経験からグラフィックデザイナーに転職するには

 

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異業種の人がグラフィックデザイナーなど、クリエイティブ系の仕事に転職する時に問題になるのは未経験でも転職できるかという点です。

今回は未経験からグラフィックデザイナーに転職することは可能なのかを考えてみました。

1、学校に行った方がいいの?

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例えば異業種の人がグラフィックデザイナーになりたいと思った場合、まず仕事を辞めて専門学校や大学に行くという選択肢があります。

しかし転職が目的の場合、専門学校や大学を失業する時点で年齢を重ねてしまい転職市場で不利になってしまいます。

確かに専門学校で2年間、大学で4年間勉強するとデザインの知識や技術は習得できるかもしれません。

ただし転職では年齢がネックになってしまうこともあり、同じ未経験でも企業は若い人を採用する傾向があることから、転職市場では2年または4年の差はとても大きくなってしまいます。

もし学校に行くことに決めた場合、いったん自分の年齢を考慮して進路を決める必要があります。

2、未経験でも採用されるの?

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転職サイトなどでグラフィックデザイナーの求人内容を見ると、経験3年以上とか最低でも1年以上の経験を条件にしていることが多いです。

中には未経験者可という求人もありますので、異業種からの転職を考えている人でもグラフィックデザイナーへの転職は可能です。

ただし、未経験者が採用のとき重要になるのは学歴でも資格でもなく、「自分が作った作品」です。

未経験でも素晴らしい作品を提示できれば採用される確率は高くなるので、グラフィックデザイナーとしてデザイン会社や印刷会社などに転職を考えている人は、クオリティの高いポートフォリオを作ることが最も重要です。

3、どうやって作品を作ればいいの?

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一般的な企業の採用方法は、履歴書と職務経歴書などの書類選考や面接が多いですが、クリエイティブ系の選考方法では作品(ポートフォリオ)の提出が必須となります。

どのように作品を作りポートフォリオにまとめればいいかわからない人のために、紙媒体のデザインを制作するグラフィックデザイナーの転職を例にご紹介します。

デザインの現場photoshopillustratorは必須スキルなので、作品はphotoshopillustratorを使って制作するのが一般的です。

作品数ですが、2、3枚ではスキルを判断するには難しいため、最低でも20枚程度の様々なジャンルのデザインを構成した方が採用担当者はスキルを判断しやすいと思います。

【まとめ】作品と熱意が重要

1、学歴も重要だが、転職では年齢が重要視される
2、未経験でも作品のクオリティ次第で採用される確率が上がる
3、作品を作り込むことで採用される確率が上がる

新卒ではなく転職の場合は年齢を気にする企業が多いですが、作品のクオリティ次第で採用される確率があがります。

クリエイティブ系の仕事では作品が最も重要な理由は、そこから作った人の熱意が採用担当者に伝わるからです。