フリーランスになった3つの理由
僕は会社員時代、このような3つの悩みを抱えていました。
1、会社の雑務が煩わしい
2、会社の人間関係でストレスがたまる
3、会社では仕事を選べない
フリーランスとして独立を決めたのは、会社員として働くことの不満が大きくなり、これらのデメリットを解消できると思ったからです。
結果的に独立したことで、これらのストレスから開放され、自分のやりたいことに集中できるようになりました。
フリーランスになって、3つの悩みがどのように解消されたか詳しく説明します。
1、会社の雑務が煩わしい
僕はフリーランスになる前は社員は10人程度のデザイン会社に勤務しており、紙媒体のデザインなどを担当していました。
社員が少ないため、様々な業務を兼務していました。
主に以下のような業務です。
・デザイン作業
・部下や新人の管理・指導
・電話対応、来客対応
・クライアントや営業との打ち合わせ
・プリンタやPCなど備品の管理
これらは会社に勤務していれば発生するものですが、自分にとってはストレスの要因になりました。
特に電話は作業と集中力を中断されるので電話は極力使用しません。
フリーランスになってからはこれらの雑務はゼロになり、おかげで仕事に集中でき、効率がよくなりました。
2、会社の人間関係でストレスがたまる
会社に行けば避けて通れないのが「人間関係」です。また、会社を辞める理由の上位にくるのも「人間関係」です。
会社の人間関係に嫌気がさしてフリーランスになる人は多いと思います。
僕の場合、フリーランスになったのは人間関係が理由ではありませんが、それでも複数の人間と仕事をするのはストレスがたまりますし、自分のペースで進められないこともあります。
フリーランスは基本的にひとりで仕事をするので休みたい時に休んで、仕事をしたい時にすればいいのでかなり気楽です。
人間関係のストレスが原因で会社に行けない人や、ひとりで仕事をしたい人はフリーランスという働き方も手段のひとつだと思います。
3、会社では仕事を選べない
会社で働くというのは、他人が運転する車に乗っているようなもので、他人がハンドルを握っているため、どこに向かおうが文句を言えません。
そのかわり車の安全性が高いので安心感はあります。
逆に自分で運転できないということは、向かう方向が間違っていても従わなければならないということです。
結果的に僕がフリーランスになったのは「仕事を選べない」のが一番大きな理由です。
フリーランスになってからは、自分の許容量を超えた仕事やパフォーマンスが発揮できない仕事、極端に単価の安い仕事はすべて断っています。
【まとめ】フリーランスになって解決したこと
1、会社の雑務が煩わしい→自分のことだけに集中できる
2、会社の人間関係でストレスがたまる→一人なので人間関係のストレスがない
3、会社では仕事を選べない→自分のルールに従って仕事を選べる
僕にとってはフリーランスは、会社員時代の悩みが解消できた素晴らしい働き方です。
決断のスピードを上げるために大切にしていること
ビジネスの現場では、毎日あらゆる場面で決断を迫られます。
売上に繋げたり業務の効率を上げるためにも、決断の早さは重要です。
それらの決断に費やすエネルギーと時間は膨大なものになるので、できるだけ素早く決断する必要があります。
僕は普段から決断のスピードを上げるために気を付けていることがあるので、その方法をご紹介します。
1、あらかじめ決めておく
決断に時間がかかる理由のひとつに「悩む時間」があります。
それが毎日となると時間に換算するとかなりのロスになります。
予測できることは、あらかじめ決めておくと決断は早くなります。
例えば、
・お昼ご飯のお店の場合、月~金曜のローテーションを決めておく。
・毎日着る私服の場合、月~金曜のコーディネートを決めておく。
他にも毎日決めることがあれば、積極的にルール化することで、悩みの時間を無くすことができます。
2、ルールを設定する
会社でもルールを決めておくことで、効率化できることは沢山あります。
例えば、以前在籍していた会社でのこと。
コピー機の用紙が切れたら補充するための用紙のストックです。
ルールを設定する前は、ストックが無くなると総務部に発注する必要があったのですが、誰も補充しなければストックがゼロになることがありました。
これでは次に使う人はコピーができなくなり業務に支障が出てしまいます。
そこで「コピー用紙のストックが残り2束になったら総務部に発注する」
というルールを作ったところ、ストック切れのない状態が維持できました。
この場合「残り2束」というのがポイントです。
誰が観てもわかりやすいルールを設定することで、悩む必要がなく決断できます。
3、優先順位をつける
仕事で同時進行でさまざまな案件を抱えている場合、優先順位を決めて進めているのではないでしょうか。
僕も複数のクライアントと取引があるので仕事が重なることがありますが、仕事の受け方の優先順位を明確にしています。
僕の場合、仕事は入ってきた順番で受けています。
いくら大きなクライアントで受注金額が大きくても、スケジュールが埋まっていれば、お断りすることもあります。
あと、あまりにも高圧的なクライアントや低料金や無理なスケジュールを要求してくるクライアントもお断りします。
自分の中で「こういうクライアントとは仕事をしたくない」という明確な優先順位を設定しておけば、悩むことなく素早く決断できます。
優先順位を設定してルール化しておくことで、決断するスピードは格段に早くなります。
【まとめ】自分なりの方法を見つける
なかなか決断ができないという人は、少しコツをつかむだけで決断のスピードを上げることができます。
1、あらかじめ決めておく
2、ルールを設定する
3、優先順位をつける
仕事において決断の早さは重要です。
素早く決断することで時間が生まれ、その時間を有効に使うことで業務が効率化できます。
自分なりのスピードを上げる方法を見つけておくと何かと便利です。
ストレスで潰れてしまう前にできること
僕は普段から仕事量や休みのバランスに気をつけています。
それはフリーランスになってからより顕著になりました。
例えば平日の仕事は朝9:00から始業、18:00には終業するようにしています。
もちろん残業はしませんし、日曜日は必ず休みます。
そのような考えになった理由は、フリーランスになる前の会社員生活で精神を病んで退職したり、休職した経験があるからです。
いかに会社で働くことが過酷かを実感しましたし、人間はちょっとしたキッカケで簡単に精神を病んでしまうということを身をもって経験しました。
今振り返ると、よく死なずに生きてこられたなと思います。
では、精神が病んでしまう前に自分を追い込まないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。
1、脅迫観念にとらわれない
日本人は働くことを美化したり、働くからには「頑張るのが当たり前」という見えない強迫観念に支配されている印象を受けます。
仕事というのは体を壊してまで頑張る価値があるものなのでしょうか?
今の日本人に必要なのは、休むことは悪であるという脅迫観念から離脱して、積極的に休むことに重点を置いて仕事はほどほどという考え方にシフトすることだと思います。
2、ストレス回避術を身につける
会社にはストレスという地雷があらゆるところに埋まっています。
ストレスが直撃すれば人間は簡単に精神を病んでしまいます。
そのためには、できるだけストレスという地雷を回避する術が必要です。
会社で働く限り、逃げようがないストレスもありますが、いい意味で「適当」にやることも必要です。
つらくなったら時々有給をとって休んだり、飲みに行ったりするなど、できるだけ嫌なことを忘れましょう。
あまりにも自分に合わない職場の場合、会社を辞めることも選択肢として考えるべきだと思います。
3、自分の限界を知る
自分の仕事のキャパシティを把握している人は意外に少ないのではないでしょうか。
かくいう僕も自分の限界がわからず働いていました。
どこまで仕事のストレスに耐えられるかは個人差があります。
そもそも、自分が頑張れたから相手も頑張れるというのは、あまりにも傲慢な考え方で、人によってペースもさまざまだし、病気を抱えながら仕事をしている人もいるはずです。
これ以上は頑張れないという境界線が自分でわかっていれば、病気になる前に仕事量を調整したり、適度に休んだりと対策が立てられます。
4、自分だけで抱え込まない
特に精神的な疾患は、一度かかってしまうと回復までに時間も要するので、病気になる前に水際で食い止めることが重要だと思います。
もし精神状態が悪いと感じたら、メンタルクリニックなどの専門機関を受診するなど、自分だけで抱え込まず、さまざまなものに頼るのも時には大切だと思います。
【まとめ】ストレスをうまく回避する
精神的な病気になる前にできることをまとめてみました。
1、脅迫観念にとらわれない
2、ストレス回避術を身につける
3、自分の限界を知る
4、自分だけで抱え込まない
定年まで仕事をすると考えると、一時的には無理して仕事をしても、長くは続かないでしょう。
会社で働く以上ストレスは避けられませんが、できるだけダメージを軽くすることはできます。ときには逃げたり休んだりすることも必要ではないでしょうか。
フリーランスに必要なのは危険なクライアントを見極める能力
僕がフリーランスで仕事をしていて必要だと思ったのは「危険なクライアントを見極める能力」です。
フリーランスとして様々なクライアントと仕事をしていると、時にはあまり関わりたくない相手に遭遇する事もあります。
会社に勤務していて上司や同僚に嫌な人がいた場合、自分が会社を辞めるか、相手が辞めるか異動にでもならない限り嫌な相手とは何かしらの関わりが生じる可能性があります。
しかしフリーランスの場合、「このクライアントとは仕事をしたくない」と判断すれば取引を停止するなど逃げることが可能です。
僕が実際に遭遇した、関わらない方がいい危険なクライアントのタイプを紹介します。
1、何でも電話してくる
とにかく何でも電話してくる人です。
確かに営業で外に出ていると忙しいので電話で連絡するのはわかりますが、メールを送ってからわざわざ「メールを送りました」と確認の電話をかけてきた時はさすがに閉口しました。
電話というツールは、伝える方も受ける方も伝達ミスが発生する確率が増えますし、後で言った言わないのトラブルになる事もあります。
さらに電話は相手の時間を奪い作業ペースや集中力を乱すので電話が嫌いです。
僕は普段から仕事の連絡はメールやチャットなど相手の仕事の邪魔にならないツールを使っています。
ただし緊急で連絡をとりたい場合は電話の方が良い場合もあるので、臨機応変に使用すればいいと思います。
自分が電話の方が都合がいいからといって相手も都合がいいとは限らないので、使いどころを見極めて使用するべきだと思います。
とにかく電話ばかりしてくるクライアントは相手のことは考えていないので要注意です。
2、とにかく態度が横柄
とある取引先に、あからさまに「仕事を出してやっている」という態度の担当者がいました。
1年ほど仕事をしましたが結果的に我慢が限界に達し、その担当者に「今後一切取引しなくて結構です」と伝えて連絡を絶ちました。
そもそも仕事はどちらが上とか下とか関係ないはずです。
例えば、ある案件を外注に依頼しようとしている会社があったとします。
その会社は案件の抱える悩みを解決したくて外注に依頼します。
抱える悩みは「納期が短い」「予算が少ない」「社内でできる人がいない」など様々だと思いますが、外注側はそれらの仕事を受けることで、発注者の悩みを解決していることになります。
仕事が終わると「助かりました」と言ってくれるクライアントもいます。
間違っても「仕事を出してやっている」という態度の会社とは仕事をするべきではありません。
3、クッション言葉を使わない
例えばメールで、「誠に申し訳ございませんが」「差し支えなければ」「ご多忙のところ申し訳ないのですが」など、仕事の依頼、連絡などで使用するのがクッション言葉と呼ばれています。
相手に機嫌良く仕事をしてもらう上でクッション言葉は重要です。
クッション言葉には相手への気遣いや敬いが込められているので、受け取った人はいい気分で仕事ができます。
しかし、クッション言葉をまったく使わない営業マンがいました。
会社の顔ともいえる営業マンが取引先への気遣いができないことは致命的です。
クッション言葉がないメールは命令口調に感じるため、相手の機嫌を損ねることもあるでしょうし、依頼した仕事をしてくれない可能性もあり仕事に支障が出ます。
このような想像力の欠如した相手との仕事は、不愉快になるだけでなく将来的な仕事にも影響するので、早々に遠ざかった方が賢明です。
【まとめ】危険を避けるのも能力のひとつ
1、何でも電話してくる
2、とにかく態度が横柄
3、クッション言葉を使わない
いろいろなタイプのクライアントがいますが、僕は過去の苦い経験から、このようなタイプとは絶対に仕事をしないと決めています。
しばらく仕事をする中で、「こいつはやばい奴だ」と判断したら、自分の精神がやられる前に取引を停止するのも手段のひとつです。
フリーランスで気持ちよく仕事をする上で最も重要なのは「危険なクライアントを見極める能力」だと思います。
未経験からグラフィックデザイナーに転職するには
異業種の人がグラフィックデザイナーなど、クリエイティブ系の仕事に転職する時に問題になるのは未経験でも転職できるかという点です。
今回は未経験からグラフィックデザイナーに転職することは可能なのかを考えてみました。
1、学校に行った方がいいの?
例えば異業種の人がグラフィックデザイナーになりたいと思った場合、まず仕事を辞めて専門学校や大学に行くという選択肢があります。
しかし転職が目的の場合、専門学校や大学を失業する時点で年齢を重ねてしまい転職市場で不利になってしまいます。
確かに専門学校で2年間、大学で4年間勉強するとデザインの知識や技術は習得できるかもしれません。
ただし転職では年齢がネックになってしまうこともあり、同じ未経験でも企業は若い人を採用する傾向があることから、転職市場では2年または4年の差はとても大きくなってしまいます。
もし学校に行くことに決めた場合、いったん自分の年齢を考慮して進路を決める必要があります。
2、未経験でも採用されるの?
転職サイトなどでグラフィックデザイナーの求人内容を見ると、経験3年以上とか最低でも1年以上の経験を条件にしていることが多いです。
中には未経験者可という求人もありますので、異業種からの転職を考えている人でもグラフィックデザイナーへの転職は可能です。
ただし、未経験者が採用のとき重要になるのは学歴でも資格でもなく、「自分が作った作品」です。
未経験でも素晴らしい作品を提示できれば採用される確率は高くなるので、グラフィックデザイナーとしてデザイン会社や印刷会社などに転職を考えている人は、クオリティの高いポートフォリオを作ることが最も重要です。
3、どうやって作品を作ればいいの?
一般的な企業の採用方法は、履歴書と職務経歴書などの書類選考や面接が多いですが、クリエイティブ系の選考方法では作品(ポートフォリオ)の提出が必須となります。
どのように作品を作りポートフォリオにまとめればいいかわからない人のために、紙媒体のデザインを制作するグラフィックデザイナーの転職を例にご紹介します。
デザインの現場でphotoshopやillustratorは必須スキルなので、作品はphotoshopやillustratorを使って制作するのが一般的です。
作品数ですが、2、3枚ではスキルを判断するには難しいため、最低でも20枚程度の様々なジャンルのデザインを構成した方が採用担当者はスキルを判断しやすいと思います。
【まとめ】作品と熱意が重要
1、学歴も重要だが、転職では年齢が重要視される
2、未経験でも作品のクオリティ次第で採用される確率が上がる
3、作品を作り込むことで採用される確率が上がる
新卒ではなく転職の場合は年齢を気にする企業が多いですが、作品のクオリティ次第で採用される確率があがります。
クリエイティブ系の仕事では作品が最も重要な理由は、そこから作った人の熱意が採用担当者に伝わるからです。
フリーランスになる前に準備しておきたい7つのこと
最近は、会社員ではなくフリーランスという働き方が注目されています。現在、会社に勤務していて、フリーランスとして仕事をしたいと思っている人もいると思います。
しかし、フリーランスで独立する際に何から手を付けていいかわからず、あと一歩が踏み出せない人もいると思います。
今回は、フリーランスになる前に準備しておきたい7つの重要な事をご紹介します。
これらは以下のような人に読んでほしい内容となっています。
・フリーランスで働きたい人
・フリーランスで働き始めて1年目の人
- 1、屋号を決める
- 2、開業届と青色申請の書類を提出する
- 3、会計ソフトを用意する
- 4、クレジットカードを作る
- 5、備品、事務用品を準備する
- 6、ポートフォリオやWEBサイトを作る
- 7、知人や取引先に声をかける
- 【まとめ】最低限の準備は必要
1、屋号を決める
フリーランスとして税務署で手続きをする際、屋号は必ずしも必要ではありませんが、屋号があると仕事内容が相手に伝わりやすいなどメリットもあります。
以下のポイントをおさえれば、自分のイメージに近い屋号を決めるのが容易になります。
・覚えやすいこと
・読みやすいこと
・屋号から業務内容が連想できること(○○商店、△△デザイン など)
2、開業届と青色申請の書類を提出する
フリーランスや個人事業で仕事を始める際、税務署に開業届を提出します。
あわせて「青色申告承認申請書」を提出することで確定申告の際、青色申告特別控除として65万円が控除になります。
そのほか青色申告には以下のメリットがあります。
・赤字が繰り越せる
・親族への給与が経費になる
・30万円未満の備品を一括で経費にできる
3、会計ソフトを用意する
確定申告するには、日々の仕事の売上や経費を帳簿に記入する必要があります。
パソコンで行うのが一般的なので、自分に合った会計ソフトやクラウド版ソフトを用意する必要があります。
ソフトの使い方は調べながら進めればそこまで難しくありません。
4、クレジットカードを作る
安定した収入を継続して得られる会社員と比べ、フリーランスや個人事業主は収入が不安定なため金融機関の信用を得るのが難しいと言われています。
そのためフリーランスになってからクレジットカードを作成する際、審査に通らない場合もあるようです。
独立を決めたら会社に在籍している間にクレジットカードを作りましょう。
5、備品、事務用品を準備する
会社で仕事をしていた時は気付きませんでしたが、自分で仕事を始めると様々な事務用品が必要になります。
パソコン、パソコンソフト、プリンタ、名刺、見積書、請求書、納品書、コピー用紙、封筒、切手など。
これらはフリーランスで仕事を始めるまでに用意しておくのが理想ですが、僕の場合は仕事をしながら必要になったものは、その都度買い足していきました。
名刺は早めに用意することで独立後すぐに営業に回れるため、事前に作成しておくことをおすすめします。
6、ポートフォリオやWEBサイトを作る
デザイナーやイラストレーターなどのクリエイティブ職に限定されますが、自分を売り込むための作品をまとめたポートフォリオやWEBサイトを準備することで、すぐに営業に出ることができます。
自分の実力を最大限理解してもらうため、しっかりしたものを用意しておけば営業先から案件を受注する確率が上がります。
作成に時間がかかるので、独立前から少しずつ準備しましょう。
7、知人や取引先に声をかける
独立することが決まっている場合、知人や在籍している会社の取引先などに事前に声をかけておくのも重要です。
なぜなら知人や取引先の人を通じて仕事を紹介してもらえる可能性があるからです。
ほかにも仕事が発生する可能性のある人には独立することを話してみましょう。
【まとめ】最低限の準備は必要
フリーランスで仕事を始めるにあたって準備するべきことをまとめました。
1、屋号を決める
2、開業届と青色申請の書類を提出
3、会計ソフトを用意する
4、クレジットカードを作る
5、備品、事務用品を準備する
6、作品集やWEBサイトを作る
7、知人や取引先に声をかける
会社に勤務しながらでも独立の準備は可能なので、できることから少しずつ準備しておけばいざというときにすぐに行動に移せます。
【アニメ】『SHIROBAKO』は仕事を始めた新人にこそ観て欲しい作品
アニメ制作会社でのリアルな日常を描いたアニメ『SHIROBAKO』全24話を観ました。
劇場版も2020年春に公開予定ということで、今回は『SHIROBAKO』の魅力をご紹介します。
『SHIROBAKO』とは?
2014年10月~2015年3月に放送されたテレビアニメ。
アニメーション制作はP.A.WORKSが担当。
アニメ『SHIROBAKO』は、5人の女の子のアニメ業界での奮闘を描いた群像劇で、主人公の宮森あおいが勤務する武蔵野アニメーションを中心に物語が展開します。
タイトルの『SHIROBAKO』とは、アニメーション制作会社がテレビ局などに納品するための白い箱に入ったビデオテープのことで、映像業界では「白箱」と呼ばれています。
『SHIROBAKO』のあらすじ
高校でアニメーション同好会の仲間だった5人の目標は、将来5人で商業アニメーションを作ること。
そして高校を卒業してから2年後、主人公の宮森あおいはアニメーション制作会社「武蔵野アニメーション」に就職し、制作進行として仕事を始めることになった。
同社の7年ぶりの元請け作品である『えくそだすっ!』を担当することになり奮闘するあおいだったが、様々な壁が立ちはだかり、何とか周囲に支えてもらいながら仕事をこなす毎日だった。
そんな中4人の仲間たちも、安原絵麻はアニメーター、坂木しずかは声優、藤堂美沙は3Dデザイナー、今井みどりは脚本家志望と、少しずつそれぞれの道を歩み出していた。
アニメ制作の現場を垣間見れる
『SHIROBAKO』の魅力のひとつは、リアルなアニメ制作の現場が再現されていることです。
アニメがどのように制作されているか知りたい人は 『SHIROBAKO』を観ればアニメ制作の流れがわかるので、おすすめです。
『SHIROBAKO』を観れば、アニメがいかに多くの人の手で作られているかわかり、同時にアニメーション制作の過酷な現状も知ることができます。
このアニメを観てアニメーション業界を志す人もいるかもしれないので、進路を考えている学生さんも情報収集の一環として『SHIROBAKO』を観るのもいいかもしれません。
仕事の厳しさがわかる
『SHIROBAKO』はアニメーション業界を題材にしたアニメで、実際の仕事内容がリアルに再現されています。
アニメーションの制作は沢山の人間が関わる仕事なのでトラブルもたくさん発生します。あおいは制作進行という仕事柄、監督・作画・演出・背景・音響・仕上・撮影のスタッフと関わりますが、持ち前の前向きさとガッツで乗り越えていきます。
時には立ち直れないほど悲惨な状況でも、周囲の人の助けを借りて乗り越える姿は仕事をしている人なら共感できると思います。
あおいと同じ武蔵野アニメーションでアニメーターをしている安原絵麻も、苦しみながらも壁を乗り越えようと必死に努力します。
この葛藤の描き方が『SHIROBAKO』の魅力といえます。
仕事の楽しさを実感できる
苦しい場面もアニメーションが完成してスタッフみんなアニメの放送を見て、スタッフロールに自分の名前が出て、それまでの苦労が吹き飛ぶシーンを観ると、この喜びがあるから苦労も乗り越えて頑張れるのかと思いました。
これは『SHIROBAKO』に限らず、仕事をしている人全員が共感できるシーンだと思います。単純に苦しいだけだと仕事は続かないと思います。
仲が悪かった人たちも笑顔になったり次の仕事への意欲が沸いたり、チームで仕事をすることの喜びもリアルに描かれているのが『SHIROBAKO』の凄いところです。
『SHIROBAKO』は仕事の苦しさも描いてはいますが、同時に仕事がもつ喜びも描いている素晴らしい作品だと思いました。
【まとめ】新人こそ『SHIROBAKO』を観るべき
『SHIROBAKO』は仕事を始めたばかりの新人にこそ観てもらいたい作品です。
仕事というものを詰め込んだような作品なので、特に就職したての新人が仕事を始める時に感じる仕事の厳しさや喜びが詰まっているので、同じ境遇の人が観たら共感できる部分が多いと思います。特にチームでの仕事をしている人は共感できると思います。
『SHIROBAKO』を観れば、苦しいの自分だけではないと感じて、どの仕事でも起こりうることとして実感できるはずです。
2020年春に劇場版が公開されるとのことで今から観るのが楽しみです。
【ストックイラスト】PIXTA(ピクスタ)に登録して3か月後の収益を報告します
2019年6月中旬にストックイラストのPIXTA(ピクスタ)に登録してから約3か月が経過しました。
現在、僕がPIXTAに登録しているイラストの総数は250点程です。
登録しているイラストの内容ですが、季節のイベントや野菜やフルーツなどの食べ物、フレーム素材、年賀状素材が多いです。
今回はPIXTAに登録してから約3か月の間にダウンロードされたイラストや収入結果をご報告したいと思います。
イラストを登録する時のポイント3つ
僕がイラストを登録する際、気を付けているポイントが3つあります。
ポイント1:季節のイラストを用意する
季節ごとの行事やイベントのイラストは、年間を通してダウンロードされるために大切なポイントです。
素材をダウンロードするのはデザイナーなどの仕事をしている人が多く、イラストが使用される媒体は季節ごとのチラシなど印刷物が多いためです。
ポイント2:データの形式を複数用意する
登録するイラストのデータ形式は大きく分けて、ビットマップ画像(jpg、png)とベクター画像(ai、eps)に分類されます。
同じイラストでも、ビットマップ画像とベクター画像の両方を用意することでダウンロードされる確率が上がるので、なるべく両方の形式を用意するようにしています。
ポイント3:100点以上登録する
ストックイラストでイラストを販売する場合、登録点数が100点を超えたあたりで売れ始めるという統計があるようです。
ある程度点数が多くなければ、そもそもダウンロードしてもらえないということだと思います。
そこで、まずは登録数100点を目指してイラストを描いていくのがいいと思います。
ダウンロード実績:データの種類
ダウンロードされるのはベクター画像が多い
PIXTAなどのストックイラストを利用する人はデザイナーなどクリエイティブ関係の仕事をしている人が多いのが理由だと思われます。
グラフィックデザインの仕事ではイラストレーターというソフトを使うことが多く、素材もイラストレーターで開けて、なおかつ拡大しても劣化しないベクター画像が好まれます。
ダウンロード実績:イラストの傾向
セット素材のイラストが人気
今の時期だと秋の紅葉やハロウィンなどが多いです。
10月後半になるとクリスマスや年賀状のイラストが多くダウンロードされます。
ほかにダウンロード数が多いのが、セット素材と呼ばれるイラストです。
セット素材は例えばクリスマス素材10種類など、1点に多くの種類のイラストが入った素材のことで、汎用性が高く使いやすいので多くダウンロードされます。
ダウンロード実績:収入
PIXTAでは定額制とよばれる販売形式で販売しており、イラストが1点ダウンロードされると0.25クレジットという形で報酬が発生します。
1クレジットが108円なので、0.25クレジットだと27円の報酬になります。
以下は登録開始の2019年6月から9月までのダウンロード数と収入です。
●ダウンロード総数:58点
●獲得クレジット:91
●合計金額:9,828円
というわけで、登録から3ヶ月で1万円ほどの収益を得ました。
【まとめ】ストックイラストは長期的に稼げる
ストックイラストは本業のフリーランス仕事の合間に行っているので、月々数千円でも収入があるのは非常にありがたいことです。
ストックイラストの素晴らしいところは、一度イラストを登録して放置しておけば、長期的に勝手に稼いでくれるところです。
特に僕のような不安定なフリーランスという働き方をしている場合、わずかでも収入があることは救いになります。
PIXTAは日本が運営しているストックイラストサービスなので、使い勝手がよく利用者も多いのでおすすめです。
他にもストックイラストサービスはいろいろあるので、比較して自分に合うサービスを検討してみるのもいいかもしれません。
【アニメ】令和の今こそ『CLANNAD(クラナド)』を観るべき理由【人生】
名作アニメは数あれど、後世に語り継ぎたい作品は限られています。
そんな中で『CLANNAD(クラナド)』こそ後世に語り継ぐべき名作だと思います。
京アニ制作のアニメ『CLANNAD』は10年以上前の作品ですが、そのクオリティの高さと、アニメというジャンルを超えた素晴らしさは全く色褪せていません。
令和を迎えた今の時代だからこそ観るべき作品だと思います。
その理由は『CLANNAD』は「家族愛」をテーマに掲げている作品だからです。
昭和の終わりから平成、令和にかけて家族を取り巻く状況は大きく変わりました。
昭和の時代では当たり前だった一家団欒はもはや過去のものとなり、家族という共同体は崩壊しつつあります。
さらに近年では家族を巡る事件をはじめ、ひきこもりや虐待などの社会問題がますます深刻化しています。
そんな中、「家族とは何か?」をストレートに投げかける『CLANNAD』という作品に触れることで、「家族」というもの考えることに繋がるのではと思います。
『CLANNAD』の概要
『CLANNAD』はビジュアルアーツのブランド「key」が開発し、2004年に発売されたPC用の恋愛アドベンチャーゲームです。
2007年10月よりテレビアニメとして、第1期『CLANNAD』本編22話、番外編2話の全24話が放映されました。
その後、2008年10月より、第2期『CLANNAD ~AFTER STORY~』本編22話、番外編2話、総集編1話の全25話が放映されました。
制作はいずれも京都アニメーションが担当しました。
京アニは同じkey作品の『Kanon』、『AIR』のアニメ化も担当しました。
原作をベースにしつつ、アニメーションならではの伸びやかで美しい表現と、大胆にアレンジされたストーリーにより、世代を超えて大きな感動と共感を生み大ヒットとなりました。
『CLANNAD』のあらすじ
学園編
怪我でバスケットボールを断念し不良となっていた主人公の岡崎 朋也は、ある日学園前の坂道で女子生徒の古河 渚と出会う。渚は演劇部の復活を目指しており、朋也や朋也が教師幸村俊夫の働きかけで出会った友人の春原 陽平、その他ヒロインらが演劇部の再建に協力していく経緯を軸に、各キャラクターのルートに分岐して物語が進められる(演劇部が関与しないルートもある)。ゲームにおけるルートの性質上、各キャラクターのルートについての詳細は#登場人物の項を参照のこと。
AFTER STORY
高校を卒業した岡崎 朋也と遅れて卒業したヒロイン古河 渚のその後を描いたものである。朋也は卒業後、芳野 祐介の所属している電気工事会社に就職する。渚は病気がちで留年を繰り返しながらも朋也に遅れて1年後に学園卒業を成す。父・直幸の問題により、朋也の会社での出世は果たせなくなるものの、それが朋也と渚が結婚するきっかけとなる。結婚後、渚は岡崎 汐を出産するものの、母親である渚が出産後に死亡する。その後、あまりの虚無感から朋也は育児できず、母方の祖父・祖母である古河 秋生、古河 早苗が5年ほど汐の育児をする。その後早苗の計画により、朋也は汐と二人で直幸の故郷へ旅行し、祖母の岡崎 史乃と面会。祖母は直幸の過去を語り、これにより朋也と直幸は和解した。その後、朋也が汐を引き取り育児を始めるも、汐は病気がちとなり、旅行に出かけた冬の日、雪の中で倒れる。その一方で、朋也に関係した人達の問題を解決していき、各ルートを攻略することで得られる「光の玉」を拾っていく事により、終盤の世界が入れ替わるきっかけとなっていく。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
『CLANNAD』の魅力
魅力1:ストーリー
出典: http://tomzone-s.cocolog-nifty.com
『CLANNAD』の魅力はその魅力的なストーリーにあります。
第1期では高校生活が描かれました。
とある町に住む主人公の岡崎智也は、光坂高等学校の3年生になった4月、学校に行く途中の坂道で女生徒の古河 渚と出会います。
ストーリーは渚と智也が演劇部の復活のため奮闘する話を軸にして、個性的な仲間達との出会いと友情が描かれています。
バスケットボールのスポーツ推薦で光坂高校に入った智也だったが、ある理由でバスケを諦めざるを得ず、怠惰な毎日を送っていた。
一方で渚は、病気による長期休業で留年したため2回目の3年生が決定していた。
第2期は高校卒業後の生活が描かれました。
智也は高校を卒業したが、渚は病気の休業のため再び留年してしまいます。
高校を卒業した智也は電気工事士として働くことになり、アパートで一人暮らしを始めます。
第2期の後半こそ『CLANNAD』の一番の見どころとなります。
ラストでは第1期と第2期を通じての伏線がすべて回収され、ストーリーの謎も解明されます。
魅力2:テーマ
出典: http://tomzone-s.cocolog-nifty.com
よく『CLANNAD』は人生。という言葉で表現されます。
第1期と第2期を観た人であればわかると思いますが、『CLANNAD』は「家族」「人生」「愛」「友情」など、人生における重要なテーマを扱っています。
自分の場合、観る前はお気軽な学園アニメだろうくらいに考えていました。
しかし最後まで観おわったとき、これはアニメを超えたとんでもない作品だと気づきました。
『CLANNAD』を観た人の中には第1期の中盤で挫折する人が多いそうですが、非常にもったいないと思います。
『CLANNAD』は第1期はプロローグのようなもので、むしろ第2期の『~AFTER STORY~』からが本編といっても過言ではないくらい、第2期後半からのストーリーの盛り上がりと感動は素晴らしいものがあります。
僕の場合は『~AFTER STORY~』後半は何気ない場面でも泣いていました。
「泣ける」場面も『CLANNAD ~AFTER STORY~』の方が多く、僕の中ではこれほど感動できるアニメが存在したことに驚いたと同時に、『CLANNAD』という素晴らしい作品に出会えたことに感謝しました。
魅力3:キャラクター
出典: http://tomzone-s.cocolog-nifty.com
主人公の智也とヒロインの渚には多くの共通点があり、二人を通じて人生の理不尽さや厳しさ、生きることの難しさが語られており、それが観る人に共感を与えて感動を生むのだと思います。
また、二人を取り囲むキャラクターが非常に魅力的なのも『CLANNAD』の素晴らしさのひとつです。
渚の両親である秋生と早苗。智也の友人の春原。同級生で双子の姉妹の藤林杏と藤林椋。伊吹風子。坂上智代。一ノ瀬ことみ。宮沢有紀寧。寮母の相楽美佐枝。
その他にも様々な登場人物がいますが、どのキャラクターも非常に丹念に描かれており、『CLANNAD』を語る上で一人として欠かすことのできない存在です。
『~AFTER STORY~』の後半からは智也と渚がメインに描かれており、二人の成長する姿が観る者に感動と共感を呼びます。
魅力4:音楽
音楽の素晴らしさも『CLANNAD』の大きな魅力のひとつです。
主題歌、挿入歌いずれも作品を盛り上げるために重要な要素となっており、特に『だんご大家族』は本編を見終えた後で聴くと自然と涙が溢れてきます。
【高音質】CLANNAD AFTER STORY OP 『時を刻む唄』FULL 歌詞付き
【まとめ】人生の節目で観たい作品
『CLANNAD』はアニメというジャンルにとどまらず、観た人の人生に少なからず影響を及ぼすほどの力を持った作品だと思います。
少なくとも僕の場合は、最後まで見終わったあと感動と衝撃のあまり数日間何も手につかなかったです。
卒業、転職、結婚、出産、子育てなど人生には様々な節目がありますが、そんな時こそ『CLANNAD』に込められたメッセージで勇気をもらうことで頑張れると思います。
おそらくこれから先の人生の中でも厳しい現実が待っていると思いますが、『CLANNAD』を観れば頑張れそうな気がします。
最後に、このような素晴らしいアニメーションを制作してくれた京都アニメーションには感謝しかありません。
【アニメ】『小林さんちのメイドラゴン』のカンナがかわいい理由を紹介します!
引用:https://maidragon.jp/news/archives/827
いよいよ2021年7月からTVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』の放送が始まりますね!
また、4月から前作も再放送されているので知っている人も多いと思います。
そんな『小林さんちのメイドラゴン』に出てくるカンナがとにかくかわいいので、今回はカンナカムイがかわいい理由をご紹介します。
『小林さんちのメイドラゴン』は、会社員の小林さんの前に突然現れたドラゴンだが人間の姿をしたトールとカンナカムイが巻き起こす日常コメディです。
あらすじ
朧塚(アニメ版では埼玉県越谷市の風景を使用)[2]という街に住むOLの小林さんは、酔った勢いから異世界のドラゴン・トールを助けた。トールは多大な恩を感じ、そして理由があって故郷に戻れないこともあり、人間のメイドに姿を変えて、小林さんの自宅に住み込んでお世話を始める。そして、小林さんのもとには、トールをはじめとしたさまざまなドラゴンが集まるようになっていくのだった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
メインキャラクター
小林さん(CV:田村睦心)
本作の主人公。26歳独身の女性。周囲から名字で呼ばれるため名前は不明。
職業はシステムエンジニアで、ややブラック気味の「地獄巡商事」に勤務している。
ある日の夜、酔っ払って山奥でドラゴンのトールを助けたことで、トールを自宅に迎えることになる。
普段は冷静な性格だが酒を飲むと人格が変わり、メイドについての持論を話し出すと止まらない。
トール(CV:桑原由気)
本作のもうひとりの主人公。ドラゴンが住む異世界からやってきた。人間界にいる時は常にメイド服を着ている。
料理が得意で、自分の尻尾(再生可能)を料理に使う。
小林さん以外の人間は「下等生物」と見下している。
カンナカムイ(CV:長縄まりあ)
いたずらが原因で異世界を追い出され自力で帰れなくなった。その後、トールを頼って小林さんの元にやってきて、トールとともに小林さんの所に居候することになった。
年齢は小学校3年生くらい。物静かだが好奇心旺盛で感情が豊か。勉強やスポーツなどで高い能力を発揮する。
魅力1 見た目がかわいい
カンナカムイ(以下、カンナ)の魅力は、その見た目にあります。
髪の色は薄い紫と白のグラデーションで、後ろで2つに束ねています。
角と尻尾をはやしており、民族衣装のような服を身につけています。
魔力を回復するためには電力が必要で、尻尾の先をコンセントに差して充電します。
食べることが好きで基本的に何でも食べるが、中でもチョコレートが好き。
魅力2 豊かな表情がかわいい
感情が豊かなカンナの表情を集めてみました。
魅力3 姉妹のようなトールとカンナがかわいい
トールとカンナは姉妹ではありませんが本当の姉妹のように仲がいいです。
一緒に遊んであげたり料理を作ってあげたり、ふたりの仲が良いシーンが随所に出てきます。
遊ぶといってもドラゴンなので、こんな感じになります。
【まとめ】第2期が楽しみな作品
『小林さんちのメイドラゴン』にはかわいいキャラクターが多く登場しますが、やはりカンナのかわいさは抜きんでています。カンナのかわいさだけでもこのアニメを観る価値はあると思います。
ストーリーが魅力的で、作画も素晴らしいアニメなので、7月から開始する『小林さんちのメイドラゴンS』に期待したいです。
【アニメ】『たまゆら』を進路に悩む人にオススメする理由
出典:https://www.takeharakankou.jp
日常系アニメ『たまゆら』を久しぶりに見返しました。
女子高生4人の青春を描いた本作は、ゆるい日常生活を描いたアニメに見えますが、実は人生において重要なテーマを内包している奥深い作品だということがわかりました。
今回はそんなアニメ『たまゆら』の魅力をご紹介します。
アニメ『たまゆら』とは?
『たまゆら』は、日本のアニメ作品。原案・監督は佐藤順一。2010年11月から12月にかけて『たまゆら』が全2巻のOVAで発売された。翌年にはテレビアニメとして第1期『たまゆら?hitotose?』が2011年10月から12月にかけて放送され、第2期『たまゆら~もあぐれっしぶ~』が2013年7月から9月にかけてそれぞれ放送された。その後、「完結編4部作」構成の『たまゆら~卒業写真~』の第1部が2015年4月にODS(非映画コンテンツ)(2週間劇場公開)として劇場公開され、最終第4部は当初公開予定であった2016年2月20日から同年4月2日に延期[1]されつつも公開され完結した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
進路に悩む高校生のリアルな姿
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『たまゆら』では主人公の沢渡楓、塙 かおる、岡崎 のりえ、桜田 麻音の4人のメインキャラが中心となって物語が進みます。
4人とも好きな夢を持っていますが、将来のことは手探りの状態で、高校生であれば誰しもぶつかる進路や将来の仕事という問題が4人を通じてリアルに描かれており、前向きに目標に向かう姿が胸を打ちます。
楓はカメラが好きですが、プロになるかどうかは決まっていません。
のりえはスイーツ好きですが、具体的な進路は決めていません。
かおるは何かしら人の役に立つ仕事をしたいと思っています。
麻音はやりたいことが多くひとつに絞りきれていません。
進路が曖昧な状態で3年生を迎えますが、この状態こそ本来の高校生のリアルな姿だと思います。
『たまゆら』はキャラクターの悩みの葛藤の描き方が素晴らしく、自分が高校生になったような気分になります。
夢や目標を見つけるという大きなテーマを抱えていますが、それほど重くならないのは4人の明るいキャラクターによるものだと思います。
物語を盛り上げるユーミンの曲
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『たまゆら』ではユーミンの楽曲が使用されており、青春時代を感じさせる曲で物語を盛り上げています。
ユーミンといえば「卒業写真」や「青春のリグレット」など、青春ソングを多数手がけており、アニメにもピッタリでした。
以下は『たまゆら』で使用されたユーミンの楽曲です。
『たまゆら』OVA オープニング・テーマ
「やさしさに包まれたなら」
作詞・作曲 - 荒井由実 / 編曲 - DEPAPEPE / 歌 - 坂本真綾
『たまゆら~hitotose~』オープニング・テーマ
「おかえりなさい」
作詞・歌 - 坂本真綾 / 作曲 - 松任谷由実 / 編曲 - 森俊之
『たまゆら~hitotose~』最終話
「A HAPPY NEW YEAR」
作詞・作曲 - 松任谷由実 / 編曲 - 窪田ミナ / 歌 - 坂本真綾
『たまゆら~もあぐれっしぶ~』最終話
「最後の春休み」
作詞・作曲 - 松任谷由実 / 編曲 - 山本隆二 / 歌 - 千菅春香
松任谷由実のほかにも、大江千里、大貫妙子、尾崎亜美など80年代を代表する豪華アーティストの楽曲が使用されているのも見どころのひとつです。
【まとめ】進路に悩むすべての人に観てほしい作品
出典:https://www.takeharakankou.jp
たまゆら(玉響)とは「一瞬」を意味する古語で、高校生活の一瞬の輝きなどの意味が込められている気がします。
決して楽しいだけではない、等身大の高校生のリアルな姿がそこにあります。
『たまゆら』では、友達という存在が悩みを解決する手助けになったり背中を押してくれたりします。
進路は学生の進学だけでなく、就職や転職、結婚など様々な決めるべき時がありますが、『たまゆら』ではそんな悩みに寄り添う暖かみがあります。
悩んだときに観てみれば気持ちが楽になるかもしれないアニメだと思います。
【アニメ】『らき☆すた』の魅力を改めて考察してみた
出典blogs.yahoo.co.jp
普段から日常系のアニメが好きでよく見ています。
毎年、新たな日常系のアニメが放映されていますが、自分の中で日常系アニメの金字塔として揺るがない地位を確立しているのが『らき☆すた』です。
『らき☆すた』が放映されてから日常系アニメが増えたり、アニメの聖地巡礼ブームが起こったり、『らき☆すた』OPのダンスを踊ってYou Tubeに投稿する「踊ってみた」ブームも起こりました。
放映から12年が経過した現在でも人気の『らき☆すた』ですが、その人気の秘密はどこにあるのか考察してみました。
『らき☆すた』とは?
女子高生の日常を描いた学園コメディ。原作は『コンプティーク』に連載された、美水かがみの4コマ漫画。アニメは2007年4月から9月まで全24話が放映された。制作は京都アニメーション。
アニメ放映後、埼玉県の鷲宮神社が聖地巡礼で有名になるなどアニメを超えた広がりを見せ社会現象になった。
キャラクターの魅力
メインキャラの泉こなた、柊かがみ、柊つかさ、高良みゆきによる女子高生の日常が描かれており、4人の掛け合いがメインの作品です。
基本的には日常のあるあるネタが多く、主人公の泉こなたがオタクであることから、ゲームや漫画、アニメのパロディネタが多い。
オタクなら共感できる要素が多いのも人気の秘訣といえる。
【泉こなた】CV:平野綾
出典
主人公で典型的なオタク。高校1年生だが小学生のような身長と貧乳が特長。
「ゴールデンタイムのアニメが見られない」という理由で部活には入っていない。
運動神経がよく体育が得意。勉強は苦手でテストは毎回一夜漬けで乗り越えている。
漫画、アニメ、ゲームが好き。特にゲームはアダルトゲーム、ネトゲ、格闘ゲームなどを好んで遊んでおり、会話の内容が周囲に理解されないことも多々ある。
オタクならではの行動として、コミケに参加したりコスプレ喫茶でバイトしたりしている。チョココロネが好きで昼食にいつも食べている。
【柊かがみ】CV:加藤英美里
出典
つかさの双子の姉。ツインテールが特長。しっかり者で勉強もできる優等生キャラ。
『らき☆すた』ではツンデレでツッコミ担当という確固たる地位を築いており、こなたやつかさのボケに対してのツッコミを欠かさない。
実家は神社であり、正月はつかさと一緒に巫女の格好で神社を手伝っている。
こなた、つかさ、みゆきと同じクラスになりたかったが、一人だけ違うクラスになったことを気にしている。
【柊つかさ】CV:福原香織
出典
かがみの双子の妹。天然の癒やし系キャラ。
勉強やスポーツは苦手だが、料理や家事は得意。
宿題を放置したり朝寝坊したりするため、いつも姉のかがみかに勉強や私生活について注意されている。
休みの日は昼まで寝ていることが多い。
【高良みゆき】CV:遠藤綾
出典
実家がお金持ちのお嬢様。眼鏡で巨乳で天然という萌え要素を持つ。
苦手科目はあまりなく、勉強もできて学級委員長をしている優等生。
性格が穏やかで4人の中ではフォローにまわることが多い。
知識が豊富で物知りなため、みんなから信頼されている。
パロディの面白さ
漫画やアニメ、映画のパロディが多く登場するのも『らき☆すた』の魅力のひとつ。
特に『らき☆すた』と同じ京都アニメーション制作の『涼宮ハルヒの憂鬱』に関連したネタが多く、こなたがハルヒのコスプレをして歌うシーンは必見。
『らき☆すた』を出版するカドカワとの繋がりで『ケロロ軍曹』のぬいぐるみが登場したり、カドカワ関連の漫画の小ネタも多い。
様々なパロディ要素を発見するのも『らき☆すた』の面白さのひとつといえる。
【まとめ】アニメの枠にとどまらない『らき☆すた』
出典
日常系アニメの『らき☆すた』だが、その影響はアニメの枠を超え、OPテーマ「持ってけセーラー服」のヒットや、聖地巡礼のように大きく広がっていった。
人気の理由は4人のメインキャラをはじめ、周囲のキャラクターの魅力に他ならない。
そして散りばめられたパロディや小ネタなど、見るたびに発見があるのも『らき☆すた』を語る上では欠かせない要素だ。
アニメの舞台として実在の場所が使われたのも親近感に繋がったのかもしれない。
これら様々な要素が重なって『らき☆すた』というアニメは人気を獲得していったように思う。
これからも日常系アニメの金字塔として、後生まで語り継がれてほしい。
【レポート】未来のミライ展~時を越える細田守の世界~を見に行ってきた【未来のミライ】
先日、長野県上田市のサントミューゼで開催された「『サマーウォーズ』10周年記念 未来のミライ展~時を越える細田守の世界」を見に行ってきました。
最終日ということもあり若干混み合っていましたが、充実した展示の数々を堪能してきました。
企画展の概要
今年は映画『サマーウォーズ』公開から10周年ということで開催されたこの企画展では、細田守監督の最新作『未来のミライ』の展示を中心に『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の原画や絵コンテ、背景美術、美術ボードなどが展示されており、細田守監督が所属するスタジオ地図の歴史と、貴重な資料を見ることができます。
また『サマーウォーズ』の有名なシーンである、「よろしくお願いしま-す」を体験できるコーナーも展示されていました。
上田市と『サマーウォーズ』
引用:映画.com
上田市は長野県の東部に位置し、長野市、松本市に次いで3番目の規模の都市で、昔から映画のロケ地として有名です。
2009年に公開された細田守監督の映画『サマーウォーズ』は、長野県上田市を舞台にした作品です。
上田市は『サマーウォーズ』で理想の田舎として描かれており、作品に登場する陣内家の屋敷をはじめ実在の場所が多数登場し、聖地巡礼により多数のファンが集まり有名になりました。
公開後、上田市はサマーウォーズの里としてPRを続け、『訪れてみた日本のアニメ聖地88』に選ばれるなど知名度を上げています。
絵コンテ、原画の素晴らしさ
企画展では『未来のミライ』をはじめ、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』 『バケモノの子』で使用された原画が展示されていました。
アニメとして動いている映像が素晴らしいのはもちろんですが、その元になった絵コンテや原画は違った感動があります。
絵コンテには演出の意図が、原画にはアニメーターに向けた指示が記載されており、絵コンテと一緒に見ることで映像が出来上がっていく過程を見ることができます。
数秒の映像に込められた手間がこれほど大きいのかと驚きました。
その積み重ねとして出来上がる映像は見る者に感動を与えるのだと思います。
【まとめ】細田守監督の次回作に期待
「『サマーウォーズ』10周年記念 未来のミライ展~時を越える細田守の世界」は、細田守監督とスタジオ地図のこれまでの歴史を振り返ることができ、アニメの素晴らしさを改めて感じさせてくれる企画展でした。
このような企画展が作品の舞台となった上田市で開催されたことはとても価値のあることだと思います。
今後の細田守監督の作品が楽しみです。
【アニメ】大人気『ゆるキャン△』人気の理由を考察してみた【きらら系】
『ゆるキャン△』は、2018年の冬アニメとして放送されました。
今更ながらアマゾンプライムビデオで観てから、原作コミックスも全巻買ってしまう程ハマってしまいました。
「キャンプ×女子高生」という設定が新鮮で、日常系アニメでは久々に面白いと感じたアニメでした。
2期の放送も決定した『ゆるキャン△』の人気の理由を考察してみました。
『ゆるキャン△』とは?
アニメ『ゆるキャン△』は、山梨県を舞台に女子高生4人によるキャンプを中心にしたゆるい日常を描いた、あfろによる漫画が原作です。
原作は『まんがタイムきららフォワード』に連載後『COMIC FUZ』に移って連載中で、コミックスは10巻まで発売中(2019年8月現在)。
アニメ1期は2018年1月~ 3月に放映され、2020年よりショートアニメ『へやキャン』、その後アニメ2期、劇場版が決定しています。
リアルなキャンプ描写
出典:https://www.yamanashi-kankou.jp
『ゆるキャン△』の魅力のひとつがリアルなキャンプ描写です。
テントの設置や火のおこし方、食事の作り方、キャンプでの過ごし方など、キャンプについての説明がわかりやすく知識が自然に覚えられます。
『ゆるキャン△』で得た知識でキャンプに行くことも可能だと思いました。
また、『ゆるキャン△』で描かれるキャンプは、真夏のシーズン真っ盛りの時期ではなく、秋から冬にかけてのシーズンオフの時期なのも面白いです。
『ゆるキャン△』を観て寒い時期のキャンプが面白いことを知ることができました。
また、一人でキャンプを楽しむ「ソロキャン」や、グループで楽しむ「グルキャン」など、それぞれの楽しみ方があり、改めてキャンプの奥深さを知りました。
魅力的なキャラクターたち
『ゆるキャン△』は、志摩リン、各務原なでしこ、犬山あおい、大垣千明、斉藤恵那の5人の女子高生を中心に描かれます。
【各務原なでしこ】CV:花守ゆみり
明るく活発ですが、おっちょこちょいな面もある主人公。
志摩リンに出会ってキャンプの楽しさを知り、次第にキャンプにのめりこんでいきます。野クルに入部してグループでのキャンプを楽しんでいます。
【志摩リン】CV:東山奈央
もう一人の主人公。一見クールに見えますが恐がりな一面もあります。
野外活動サークル(通称:野クル)には所属せず、もっぱら一人でのソロキャンプを楽しんでいます。
キャンプに行くときは愛車の原付YAMAHAビーノに乗って移動し、県外にも原付で行くほどの行動力を持っています。
【大垣千明】CV:原紗友里
野外活動サークル(通称:野クル)の部長。
活発で行動的なサークルのまとめ役。たまに予想外のボケをかます。
キャンプの知識が豊富で、あおいと一緒に野外活動サークルを立ち上げた。
【犬山あおい】CV:豊崎愛生
野外活動サークルの部員で関西弁を話すほんわか少女。ほらを吹くのが好きで「嘘やで~」が口癖。暴走するなでしこや千明たちをフォローするしっかり者でもある。
【斉藤恵那】CV:高橋李依
リンの友人。なでしことリンの仲をとりもつなど面倒見のいい一面もある。
リンの髪の毛をアレンジするのが好き。
野クルには所属していないが、なでしこたちの影響でキャンプに興味を持つ。
ハイクオリティな風景の美しさ
『ゆるキャン△』に登場するのは実在の場所が多く、キャンプ場や名所の風景が非常に美しく描かれています。
かわいいキャラクターとリアルな背景のコントラストが絶妙で、特に秋から冬にかけての季節の移ろいや情景がリアルに再現されており、思わず実際の場所に行ってみたい衝動にかられます。
美味しそうな食べ物
『ゆるキャン△』には毎回さまざまな食べ物が登場します。
カップラーメンであったり、焼き肉、鍋、スープなどさまざまですが、どれもとても美味しそうに描かれています。
登場する料理はどれも簡単に作れそうなメニューが多いので、実際にキャンプで作ってみるのも面白いかもしれません。
【まとめ】今後の展開に期待
『ゆるキャン△』の今後の展開として、2020年よりショートアニメ『へやキャン』、その後テレビアニメ2期、劇場版が決定しているので、予習のために1期を観ておくのもいいかもしれません。
アニメ2期まで待てない人は原作コミックスを読めば先行してストーリーを楽しむことができます。
『ゆるキャン△』は、その完成度の高さからファンが多く、アニメ放映後からキャンプをする人が増えたり、2期の放映や劇場版につながったりと広がりを見せているので、これからのさらなる展開に期待したいです。
【キタノブルー】北野武監督のオススメ映画5選【世界の北野】
僕は昔から北野武監督の映画が好きで、繰り返し観ているのですが、中でも特にオススメな5作品を選んでみました。
いずれの作品も何度も観たくなる素晴らしい作品ばかりです。
その男凶暴につき(1989年)
引用:映画.com
【概要】
ヤクザに雇われた殺し屋と、それを執拗に追う刑事との争いを描く。脚本は「STAY GOLD ステイ・ゴールド」の野沢尚が執筆。監督はビートたけしこと北野武、撮影は「この胸のときめきを」の佐々木原保志がそれぞれ担当。挿入歌は、トレイシー(「ガール・ユー・ニード」)。
引用:映画.com
【感想】
北野監督の初監督作品です。
荒削りだが圧倒的な暴力描写は、その後の「アウトレイジ」に通じる部分がある。
シリアスな中にも時折入る笑いや、極力セリフを少なくして登場人物のしぐさでストーリーを伝える手法、人物のアップを多用した演出が特徴。
前半のコメディタッチな部分と後半のシリアスな展開がメリハリがあり、バランスよくまとまっている。
キッズリターン(1996年)
引用:映画.com
【概要】
高校生悪ガキコンビの挑戦と挫折を描いた青春映画。監督・脚本は「みんな~やってるか!」の北野武。撮影をやはり「みんな~やってるか!」の柳島克己が担当している。音楽監督は今作で映画音楽に復帰した「ソナチネ」の久石譲。主演は、本作でデビューし、キネマ旬報新人男優賞をはじめ各映画賞で新人賞を総ナメにした安藤政信と、「ファザーファッカー」の金子賢。この若手ふたりを「迅雷 組長の身代金」の石橋凌、「ありがとう(1996)」の森本レオ、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の下絛正巳らベテランが脇で支えている。カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品。96年度キネマ旬報ベストテン第2位、同・読者選出ベストテン第2位。
引用:映画.com
【感想】
北野武がバイク事故を起こして復帰後に公開された映画。
武の自伝的とも思える内容が随所に垣間見れる。
ストーリーは青春映画の王道ともいえる内容で、2人の悪ガキ高校生の一瞬の輝きを
時にはシリアスに、時には笑いを交えて表現している。
また映画を盛り上げる久石譲の音楽もいい。
進路に行き詰まった時に観ると晴れやかな気分になります。
HANABI(1998年)
引用:映画.com
【概要】
妻や同僚の生と死を目の当たりにした、孤独な刑事の生き様を描いたドラマ。監督・脚本は「キッズ・リターン」の北野武。撮影を「岸和田少年愚連隊血煙り純情篇」の山本英夫が担当している。主演は「GONIN2」のビートたけし。97年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、サンパウロ映画祭バンデイラ・パウリスタ賞、ヨーロピアン・アカデミー賞スクリーン・インターナショナル賞受賞。
引用:映画.com
【感想】
映画全体をおおう乾いた空気がたまらない。
主人公の西は物静かだが内に秘める熱さがあり、時にそれは暴力という形で爆発する。
北野監督が考える人生観や死生観、男と女というテーマが作品の中に感じられ、映画という枠を超えた哲学的なものを感じた。
見返す度に新たな発見があり、年齢を重ねてから観るとまた違った見方ができる。
座頭市(2003年)
引用:映画.com
【概要】
北野武監督が脚本も書き、自ら金髪にジーンズ姿で演じる「座頭市」。居合い斬りの名人座頭市は、とある宿場で幼い頃に両親を盗賊に殺され、その復讐を誓う芸人姉妹と、故あって浪人する剣の名手、服部源之助に出会う。宿場を仕切るヤクザの銀蔵が、姉妹の親の敵らしいと判明するが、銀蔵が源之助を用心棒に雇ったことから、市と源之助は闘うはめになる。源之助役は浅野忠信。飲み屋店主役で柄本明、農婦役で大楠道代らが出演。
引用:映画.com
【感想】
北野監督初の時代劇だが、映画としての完成度は非常に高いと思う。
殺陣がかっこよく、特に血しぶきの描写は新しさを感じた。
北野映画定番の残酷描写も多々あるが、あまり気にならない。
時折はさむ笑いがシリアスな内容に一時の安らぎを与えてくれる。
役者陣も非常に豪華で、見応えのある作品。
アウトレイジ(2010年)
引用:映画.com
【概要】
「その男、凶暴につき」「ソナチネ」「HANA-BI」といった暴力映画で知られる北野武監督が原点回帰し、ヤクザ同士の熾烈な権力闘争を描いた第15作。関東最大の暴力団山王会の若頭・加藤は直参の池元組組長・池元に、池元と付き合いのある村瀬組を締めるよう苦言を呈する。そこで池元は配下の大友組組長・大友に、その役目を任せるが……。大友にビートたけし、加藤に三浦友和のほか、椎名桔平、加瀬亮、國村隼、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗ら豪華キャストが集結。
引用:映画.com
【感想】
北野監督がエンターテイメントを追求したヤクザ映画の到達点のような作品。
ストーリーはわかりやすく登場人物はみな個性的で、とにかく面白い娯楽映画を作ろうという北野監督の気概が伝わる作品。
豪華な役者陣による「コノヤロー」「バカヤロー」の言葉の応酬は漫才のようであり、映像はスタイリッシュで迫力もある。
なによりストーリーが面白いので、続編が作られるのもうなずける。