フリーランスを3年やってみた感想を報告します【メリットとデメリット】
振り返れば会社で働きたくないという理由で行き当たりばったりでフリーランスになってから今年で4年目を迎えました。
この3年間いろいろありましたが、結論から言うと、フリーランスで生きていくのは大変ということです。
でも大変なこと以上に自分にとってはメリットが多かったです。
フリーランスの厳しい現実
あるデータによれば、フリーランスとして独立して1年目の壁を乗り越えられるのは約60%、5年目は25%、10年目は11%となっています。
100人フリーランスがいたら、1年後には40人が脱落し、10年目ともなれば1割しか残らないということです。
ただフリーランスはうまくいけば高収入が見込める夢のある働き方だと思います。
そこで、フリーランスになってからの3年間を振り返って、メリットやデメリットを書いてみようと思います。
フリーランスのメリット
自分にとっては想像していた以上にフリーランスは快適な働き方でした。
・通勤しなくてよい
事務所兼自宅のため、起きたらすぐ仕事にとりかかれます。
・仕事内容や仕事相手を選べる
嫌な相手や不利益を与える相手との仕事は自分の独断で断れます。
・好きな時間に働ける
忙しすぎると思ったら仕事を減らしたり自分の裁量で休めます。
・電話や会議がない
仕事中の電話がないので集中力を持続できます。
・人間関係がない
たぶんこれが一番大きなメリットでした。
仕事のストレスの大半は人間関係が影響しますが、一人なのでノーストレスです。
これらはフリーランスに与えられた特典だと思います。
いかに会社員時代に無駄な業務が多かったかがわかりました。
フリーランスのデメリット
フリーランスには以下のようなデメリットもあります。
・自分で仕事を取ってこなければならない
正直これが一番大変で、フリーランスを挫折する人が多い原因だと思います。
フリーランスになる前に、あらかじめコネや営業で取引先の目処が立っていればいいのですが、自分で営業して仕事を取ってこなければ収入はゼロです。
仕事量にも波があるので、暇な時間で勉強や営業するなど効率的に時間み使う必要があります。
軌道に乗るまでがフリーランスにとって正念場となります。
・人間関係がない
僕にとっては極力人間関係がないほうがいいのですが、人によってはまったく人と関わらないのがストレスになる場合があります。
一人で仕事をしているため、自分から積極的に人と会わないと本当に孤独になります。
それに耐えられない人はきついかもしれません。
・確定申告する必要がある
会社にいれば経理の人がやってくれていた収入や経費の記帳・計算、税金、源泉徴収、確定申告は自分でやる必要があります。
最初の1年はいろいろ勉強することは多いですが、慣れてしまえばそれほど大変ではないと思います。
自分だけで難しければ税理士に頼むなど回避できる方法はあります。
今後の目標
・ストックイラストの継続
仕事量の少ない時の対策として、3年前から始めたPIXTAなどのストックイラストを継続していきます。
これは「毎日少しでも収入が入る」という安心感を得るためでもあります。
・ブログの収益化
ブログのアフィリエイトとアドセンスで収益化することを目指して、できるだけ毎日記事を書くことを日課にしていきたいです。
仕事の合間に記事を書くのは気分転換にもなります。
・クラウドソーシングの利用
仕事量が少ない時はランサーズなどのクラウドソーシングでスポット的に案件を受注しています。
長期の案件になるとスケジュールが調整しにくいので、短期の案件を複数受注するなどコントロールしています。
まとめ
フリーランスになってから3年間を振り返ってみましたが、大変でしたがそれ以上にフリーランスという働き方が自分の性格に合っていたということが分かりました。
今後もこの生活を継続していき、まずはフリーランスで10年生き残ることを目標にして、今後も低空飛行で生き残っていければいいなと思います。