フリーランス雑記帖

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クリエーター職の登録型派遣という働き方の5つのメリット

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日本は世界の中でも比較的、労働時間が長い国です。
近年では違法な残業や長時間労働を行うブラック企業が社会問題になっており、労働現場での過労死や精神疾患による休職などが増え、国全体で働き方を見直す動きが出てきています。

もはや正社員だからといって安心な時代ではなくなっています。
働き方が模索されるなか、職種によっては派遣や契約社員という形で一つの会社に縛られずに働く人も増えています。
今回はクリエーター職の登録型派遣という働き方のメリットについてご紹介します。

登録型派遣について

登録型派遣とは、企業との直接雇用ではなく派遣会社と雇用契約を結ぶ働き方です。

クリエーターとして人材派遣会社に登録する人は、ある程度スキルが高く自分の腕を頼りに様々な案件に関わりたい人が多い傾向にあります。

そのような人が、クリエーター職に特化した人材派遣会社に登録することで、自分のスキルや希望を適切に判断してもらい、よりクリエーターにマッチした会社で働くことが可能になります。

また、クリエーター職の経験が浅くても、しっかりしたポートフォリオを人材派遣会社に提示することで会社を紹介してもらえる可能性は高くなります。

メリット1:ひとつの会社に縛られない

グラフィックデザイナーやWebデザイナーなどのクリエーター職の人は、ひとつの会社に在籍しているとだんだんマンネリ化してきて、人によってはいろいろな種類の仕事をしたいと思って転職を考える人もいます。

そんな時の解決方法のひとつとして人材派遣会社に登録して会社を紹介してもらうことで、ひとつの会社に縛られることなく様々な会社で様々な案件の仕事に関わることができます。

また、フリーランスとして派遣会社に登録してスポット的に働くという複合的な働き方をしている人もいます。

フリーランスのように仕事量に波がある場合は、一時的に派遣会社に登録して仕事をするという働き方もあります。

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メリット2:働きやすい時間を選べる

派遣社員だと、例えば1か月、3か月、6か月、1年など、あらかじめ働く期間が決まっているのでスケジュールが調整しやすいのがメリットです。

例えば主婦の人の場合など、家事と仕事を両立したいという人もいると思います。
また結婚や出産を機に働き方を見直したいという人もいると思います。
派遣だと、働ける日を週に3日、4日など選べる求人も多く、自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことが可能です。
特にクリエーター職のような専門的な技術を持っている人は、パートより時給が高いので、派遣社員として働くのがオススメです。

メリット3:残業が無いことが多い

正社員の場合だと残業代が出なくても残業しなければならないケースも多々ありますが、派遣社員にはサービス残業という概念がありません。
仮に残業が発生しても、派遣先と本人の間に派遣会社が入って管理してくれるので、残業代はキッチリ出ます。

基本的に派遣社員は契約で決められた時間さえ働けば問題ありません。
仮に残業することになっても時給がアップすることが多いです。

メリット4:福利厚生が利用できる

人材派遣会社が用意している社会保険、健康保険、雇用保険などに加入できることが多く、通常の正社員と同じように福利厚生が適応されるので、安心して働くことができます。
また有給休暇を取得できたり、福利厚生施設の利用、健康診断を実施している人材派遣会社もあります。

メリット5:正社員になる道もある

派遣社員として派遣先で働いてみて、ずっと働きたい企業に出会った場合は、派遣期間満了後に派遣先企業との合意が成立すれば、そのまま正社員として入社できるというパターンもあります。

ずっと派遣社員でいろいろな会社で働く方法もありますが、派遣先で働いていて「そろそろ同じ会社で落ち着きたい」と思ったら、人材派遣会社に相談してみるといいかもしれません。

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【まとめ】仕事の幅を広げたい人におすすめ

人材派遣会社に登録することで、クリエーターはひとつの会社に縛られることなく、様々な仕事に関わることが可能になります。

仮にずっと働きたい企業に出会った場合でも、条件次第ではその企業に正社員として入社することも可能です。

自分で仕事や時間をコントロールしたり、やりたい仕事だけに集中したい人にとって、登録型派遣という働き方は非常にメリットがあると思います。