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【ざわ・・ざわ】名作漫画『カイジ』オススメの名勝負 ベスト7!【極限のゲーム】

 

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福本伸行の漫画『カイジ』シリーズは、1996年の連載開始から23年にわたって続いている人気漫画です。

映画化やアニメ化されるなど様々なメディアで展開されている作品で、一度はみたことがある人も多いかと思います。

特に初期のシリーズが好きで、今でも読み返すことがあります。

今回はそんな『カイジ』シリーズの中でもオススメの名勝負ベスト7をランキング形式でご紹介したいと思います。

カイジ』とは?

福本伸行によるギャンブルを題材にした漫画作品。

自堕落でダメ人間の主人公・伊藤開司(カイジ)は、普段は典型的なダメ人間ですが、ギャンブルになると持ち前の天才的な勝負強さを発揮し、さまざまな極限状態を打破していきます。

カイジは情に厚く仲間思いのため、それが原因で勝負に負けたり裏切られたりということもあります。

ストーリーはギャンブルを題材にしてはいますが、人生における勝者と敗者の考えた方や、哲学的な名言も多く、単なるギャンブル漫画とは一線を画す作品となっています。

第7位 ワンポーカー

カイジの持ち金4億円と、帝愛の創業者である兵藤和尊の息子・和也和也の持つ20億円を賭けて勝負する際に使用されたゲームがワンポーカーです。

ワンポーカーはトランプを使用した1対1のゲームで、2人に配られた2枚のカードのうち1枚を出し合い、大きい数が勝ちというシンプルなゲームです。

カードをオープンするかレイズするかの駆け引きや心理戦が見どころです。

第6位 17歩

カイジは地下強制労働施設にいた時にチンチロリンに勝って助け出した三好と前田に会います。

三好と前田が働いている裏カジノで社長がイカサマをしている話を聞き、17歩という変則麻雀で社長と勝負することをカイジに提案します。

17歩とは、麻雀牌を使ったゲームです。

互いに自分の前にある山(17列×2段=34牌)を開け、そこから3分以内に勝負する13牌を選びます。

13牌以外の21牌は捨て牌となり、互いに1牌づつ捨てていき、先にアガった方が勝ちで、どちらもアガれなければ流局。

いかに相手に振り込まないかがポイントになり、シンプルですが奥深い心理戦が楽しめるゲームです。

第5位 地下チンチロリン

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帝愛の創業者・兵藤和尊とのくじ引き勝負に負けたカイジは地下強制労働施設に送られてしまいます。

そこで夜になると行われていたのが、月に2回のチンチロリンによる賭博でした。

チンチロリンとは、3つのサイコロを3回振って出た目を予想する賭博で、運による要素が非常に強いゲームです。

地下のチンチロリンでは独自のルールが導入されており、カイジを苦しめました。

第4位 限定ジャンケン

多重債務を背負った若者たちをエスポワールという船に集めて一夜だけのギャンブルが行われました。

船に乗船したカイジでしたが、そこで行われたのが限定ジャンケンというカードゲームでした。

限定ジャンケンとは、グー・チョキ・パーのカードを4枚づつと星3つを持って、1対1でカードを1枚づつ出し合い、勝った方が相手の星を奪うというゲームです。

最終的に制限時間内に星を3つ所持し、かつカードを全て使い切った者が勝ちというルールです。

シンプルですが、裏ルールが存在したり心理戦の要素があったりとギャンブルの面白さが凝縮されているゲームです。

第3位 人間競馬

限定ジャンケンの勝者たちを対象にした、現金を賭けたレース。

ビルとビルの間に渡された鉄骨の上を渡るレースですが、4本の鉄骨に対して渡る人数が多いため、相手を落として先に渡りきる必要があります。

競馬と名の付くとおり、レースの観客たちは挑戦者に金を賭けています。

さらに、人間競馬をクリアした後には電流鉄骨渡りが待ち受けていました。

その名のとおり電流が流れている鉄骨を渡るゲームで、鉄骨に触れたり鉄骨から落下すれば失格という生死を賭けたゲームです。

第2位 沼パチンコ

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帝愛の地下強制労働施設の仲間を助けるために地下から外の世界に出たカイジは、街で出会った坂崎に紹介された裏カジノで「沼」と呼ばれるパチンコ台に出会う。

通常のパチンコは1玉4円だが、沼パチンコは1玉4000円という高レートの台だった。

難攻不落に見えた沼パチンコだったが、カイジたちは思わぬ攻略法を発見し、一世一代の大勝負に出ます。

第1位 Eカード

電流鉄骨渡りをクリアしたカイジは帝愛の創業者・兵藤の右腕である利根川と「Eカード」と呼ばれるゲームで勝負することになった。

Eカードとは1対1で対戦するカードゲームで、皇帝1枚、奴隷1枚、市民8枚のカードを使用して行います。

一方は皇帝1枚と市民4枚、もう一方は奴隷1枚と市民4枚で、同時に1枚のカードを出し合って勝敗を決めます。

カードは下記のように3すくみの関係で成り立っているのが特徴です。
●皇帝は市民に勝つ
●市民は奴隷に勝つ
●奴隷は皇帝に勝つ

互いの心理の読み合いが、このゲームの最大の見どころです。

【まとめ】極限のゲームの数々

カイジ』シリーズに登場するゲームの魅力は、特殊性やオリジナリナル性もありますが、シンプルですが奥が深いところだと思います。

シンプルだからこそ誰でも楽しめる、読み進める内にいつしかその奥深さにハマって熱中してしまう不思議な魅力があります。