さまざまな理由で田舎でフリーランスや起業をしてみたい、または仕事をせざるを得なくなった人もいると思います。
例えば、
・都会の生活に疲れた
・田舎でゆっくりした生活がしたい
・場所にこだわらず生活したい
僕は現在、実家のある田舎でフリーランスとして働きながら生活しています。
田舎での仕事は自分で望んだ面もありますが、独立当初にお金がなく、仕方なく実家で仕事を始めたというのが正直なところです。
ただ生活してみて思ったのは、意外と田舎での生活は快適だということです。
僕が感じた田舎でのフリーランス生活の快適なところをご紹介します。
満員電車や会社の雑務開放される!
私が田舎で仕事をしていて一番良かったのは、
・通勤電車に乗らなくて良い
これが大きかったです。
僕は10年ほど前まで東京で仕事をしていたことがありますが、満員電車がかなりのストレスでした。
朝から体力が大幅に削られ、会社に到着する頃には既にストレスが溜まった状態なので、そこからようやく仕事開始というのは正直疲れました。
満員電車に乗らなくて良いだけでも、田舎で仕事をするメリットはあると思います。
あと、僕は会社員時代とにかく電話や会議などの雑務で仕事の集中力が切れるのがたまらなくストレスでした。
会社に勤務していると自分の仕事のほかにも打ち合わせや会議、電話対応や来客対応など、とにかく雑務が多いです。
フリーランスになれば、それらの雑務から開放されて自分の仕事だけに集中できるので、それだけでもフリーランスになったメリットはあったと感じます。
とにかく静かで集中できる!
ネットがどこでも繋がる時代にフリーランスになって一番恩恵を受けているのは、私のようにパソコンを使って仕事をしている人ではないでしょうか。
ネット環境があれば距離は問題になりませんし、パソコンさえあればどこでも仕事ができる現代は、ネットを使った新しいビジネスも次々に生まれ、IT系の分野でも地方に支社を設ける会社も増えてきました。
その理由は田舎の環境の良さです。
とにかく騒音が少なく静かで仕事に集中できます。
あと、これから夏がはじひまりますが、夜がとても涼しいのが特長で日中は暑いのでエアコンや扇風機を使うこともありますが、夜になると涼しくなります。
僕が住んでいる場所は周囲に山と川があるので日中は川から風が吹き、夜は山から風が吹きます。
うっかり窓を開けて寝ると寒いくらい涼しくなるのでエアコンなしで眠れます。
家の周囲にアスファルトやコンクリートの地面が少ないのも理由のひとつかもしれません。
田舎でも仕事に不自由しない
首都圏をはじめとする都市部は人口も多いため、仕事の絶対量が圧倒的に多いので、そういう意味では田舎は不利です。
逆に考えると、人口も多く仕事量も多いということは、その分競争相手も多いとも言えます。
そもそも田舎にはIT系フリーランスの仕事をしている人が圧倒的に少ないので、都市部ほど競争率が高くありません。
そこに田舎でのフリーランスとしての生きる道があります。
つまり開拓されていない仕事が眠っている可能性が高く、IT系のスキルを持っている人は意外と重宝されます。
僕の仕事でもある紙媒体のデザイナーという仕事に限っていえば、技術さえ持っていれば印刷会社や出版社に営業して仕事を受注することはそれほど難しくありません。
もっと田舎で仕事をしよう
田舎でのフリーランス生活には以下のようなメリットがあります。
・満員電車や会社の雑務開放される!
・とにかく静かで集中できる!
・田舎でも仕事はある!
田舎でのフリーランス生活のメリットをご紹介しましたが、田舎ならではの大変な部分もありますので、別な機会にご紹介できればと思います。
僕はフリーランスになる前は、田舎は仕事が少なく継続していくのは厳しいのではないかと不安でしたが、仕事を始めるとその考えは杞憂に終わりました。
これだけリモートワークが進んできた現代において、騒がしい都会より田舎での仕事を求める人はこれからも増えてくると思います。