現在、日本でフリーランスで働いている人が1,119万人おり、人口に占める割合は17%という調査結果があります。
現代のような副業やフリーランスという働き方が広がると、将来的にフリーランスや起業を考える方も増えてくると思います。
でも、フリーランスになっても本当に稼げるのか?というのが一番心配な点だと思います。
会社に勤務していれば月々一定の給与がもらえますが、フリーランスになれば月々の給与は自分で稼がなければなりません。
しかも、経理や営業など畑違いの業務もやることになるので、僕もフリーランスになる前は「本当にできるのか?」という心配がありました。
ズバリ! フリーランスに必要な3つの能力を身につければ何とか食べていけます。
将来フリーランスで仕事をしたい、または今すぐフリーランスで働きたいと考えている方に向けて、フリーランスとして必要な3つの能力についてご紹介します。
独立するために必要な能力とは?
僕がが独立するために重要だと考える能力は以下の3つです。
・専門的な技術
・仕事が受注できる
・数字がわかる
たった3つ?と思われるかもしれませんが、この3つの柱がフリーランスという働き方を支える重要な柱になります。
順番に説明していきます。
技術を身につける
僕がやっているグラフィックデザイナーという仕事は、お店で商品を売るのとは異なり、自分の技術を商品として売る仕事です。
いってみれば技術=商品ということになります。
技術は目には見えませんが、高い技術を持っていれば、それを欲しい企業はたくさん存在します。
そこがフリーランスとしての稼げるポイントになります。
仕事を発注したいと考えているクライアントを見つけて「私はこれに自信があります」と自信を持ってアピールできれば仕事はもらえます。
そのためには、まずは自分が自信を持てる「技術」を身につけましょう。
技術を身につけるには、できれば会社に勤務しながら数年働くのが効率よく技術が身につけられると思います。
仕事が受注できる
僕の場合は専門的な技術は持っていましたが、営業に関してはまったくの素人でした。
特に営業の経験は一切なく、フリーランスになってから一番苦労したのが「仕事を取ってくる」ことでした。
でも仕事をとってくる=営業だと思っていませんか?
いちから営業して仕事をとってきてもいいのですが、他にもコネや知人・友人などまずは身の廻りから仕事になりそうな人脈をあたりましょう。
ほかにも仕事を受注できる方法は何でもいいので、まずはクラウドソーシングサービス(ランサーズやクラウドワークス)で仕事を受注しつつ実績を積み上げるのが最短だと思います。
それで自信をつけたら、徐々に新規開拓など難易度の高い営業にチャレンジしていけばいいと思います。
数字がわかる
ここで言う「数字がわかる」というのは、プロの経理や税理士なみに数字がわかるという難しいことではありません。
フリーランスになると避け通れないものが以下の3つです。
・見積もり
・請求書
・確定申告
フリーランスとして数字がわかるというのは、この3つについて最低限の理解があれば良いということなので、勉強する範囲はごく限られたものになります。
まず「見積もり」ですが、最初はどうやって金額を設定すればいいかわからないと思ういまし。
僕の場合、クライアントにそれとなく金額を聞いたり、だいたいの金額を提示してクライアントと調整するなど臨機応変に見積額を設定していました。
請求書は決定した金額をクライアントの定める期日までに郵送するだけなので、それほど難しくありません。
確定申告は少々勉強する必要がありますが、日々の売上や経費を仕訳帳に記入していけば、そんなに難易度は高くありません。
3つの能力は仕事しながら覚える
先程紹介した独立するために重要な3つの能力
・専門的な技術
・仕事が受注できる
・数字がわかる
これらが備わっていないと独立できないかというと、必ずしもそうではありません。
僕の場合は行き当たりばったりでフリーランスになったので、営業と数字は仕事をしながら覚えたので、たしかに準備は完璧な方がいいですが、あまり完璧を求めるすぎるといつまでたっても独立できません。
やはり熱が冷めないうちに行動した方がモチベーションも持続できますし、ある程度考えたら、勢いで独立してしまうのもひとつの方法かもしれません。