手塚治虫といえば漫画の神様と呼ばれ、日本の漫画の礎を築いた人です。
ふだん漫画を読まない人でも知っているほど有名な漫画家です。
僕は昔から手塚治虫の漫画が好きで今でも読むことがありますが、初めて手塚作品を読もうとする場合、作品数が膨大なためどの作品から読んでいいかわからないと思います。
そのような方のために、特にオススメする手塚治虫の名作をご紹介します。
kindleなどの電子書籍でも手塚治虫の名作が手軽に読めるので漫画好きなら是非読んでいただきたいと思います。
火の鳥
火の鳥を巡って様々な人間の欲望や絶望が壮大で重厚なストーリーで描かれます。
人生、哲学、歴史、生命、輪廻転生など、あらゆる要素が詰まった、手塚治虫のライフワークともいえる作品です。
各編ごとにストーリーが完結しており登場人物も異なるため、どの編から読んでも楽しむことができます。
壮大なテーマですがコンパクトにまとまっているため、とても読みやすい作品です。
ブッダ
お釈迦様といわれている仏教の開祖として有名なブッダこと、ゴータマ・シッダルタの生涯を描いた壮大な物語です。
宗教という重厚なテーマを扱っていますが、手塚治虫独自のアレンジが加えられているため読みやすいです。
人間ドラマとしても面白く、仏教に対しての理解が深まる傑作です。
三つ目がとおる
普段は平凡な中学生である主人公の写楽保介は、実は三つ目族の末裔だった。
おでこの絆創膏をはがすと「第三の目」によって超能力を発揮し、様々な事件や謎を解明していく学園伝奇漫画です。
ストーリーは超古代文明やオカルト、古代遺跡がテーマとして扱われており、それらのジャンルが好きな人は特に楽しめます。
アドルフに告ぐ
第二次世界大戦時代のドイツを舞台に、同じ時代を生きた3人のアドルフの物語です。
「ヒトラーがユダヤ人の血をひいている」という機密文書を巡り、歴史に翻弄される様々な人間模様と運命が描かれる群像劇です。
複雑な歴史、哲学の要素が手塚治虫によってわかりやすくまとめられ読みやすいです。
陽だまりの樹
武士の伊武谷万二郎と、医者の手塚良庵の二人を中心として、幕末から明治時代を舞台に様々な人間模様を描いた歴史漫画です。
幕末から明治時代の武士や医者の生活が丁寧に描かれており、当時の時代背景が垣間見れて面白いです。
また坂本龍馬や西郷隆盛など、歴史上の人物も多数登場して物語に重厚さを与えています。
ブラック・ジャック
天才外科医ブラック・ジャックが織りなす医療と命がテーマの人間ドラマです。
無免許医だが腕は天才的なブラック・ジャックは、手術の報酬として高額の医療費をふんだくることでも有名だが、それでもブラック・ジャックを頼って様々な事情を抱えた人が頼ってきます。
ストーリーは問題を抱えている人々に焦点が当てられ、ブラックジャックは狂言回し的な役割のことが多いですが、人間の本質を突いた話が多く飽きさせません。
【まとめ】手塚治虫の名作をkindleで
手塚治虫の漫画は学校の図書館に置いてあるほど名作が多く、目に触れる機会も多いと思います。
また手塚治虫の漫画はkindleで読めるものが多く、子どもから大人まで楽しめる作品ばかりなので是非読んでみてはいかがでしょうか。