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PS4薄型に外付けSSDを増設して動作を高速化させる方法【2019年版】

 

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PS4でゲームをしていて、ゲームの起動が遅かったり、ローディングが遅くてイライラした経験がある人は多いのではないでしょうか。

僕も同じような理由で困っていたので、ちょうどPS4のHDD容量が不足していたこともあり、思い切って外付けSSDを導入してみました。

その結果、PS4の動作が劇的に高速化したので、接続方法や注意点、接続後にどれだけ動作が速くなったのかご紹介します。

「内蔵SSD」または「外付けSSD」を選ぶ

今回ご紹介するのは、PS4薄型(CUH-2000)に外付けSSDを接続する方法です。

PS4SSDを接続する方法は以下の2通りあります。

・内蔵HDDを内蔵SSDに換装する
・外付けSSDをUSBで接続する※
 ※ケースに入れた内蔵SSDをUSB接続する方法も「外付けSSD」と定義します。

・内蔵HDDを内蔵SSDに換装する(PS4 Proの場合)
 PS4に内蔵されているHDDを、新たに購入したSSDに換装する方法。

・外付けSSDをUSBで接続する(PS4 初期型、PS4 薄型の場合)
 内蔵HDDはそのままで新たに外付けSSDを購入して接続する。

初期型と薄型PS4は外付けSSDを選ぶ!

SSDを選ぶ際に注意したいのが、PS4のタイプによって内蔵SSDか外付けSSDを選ぶ必要があるということです。

ちなみにPS4は大きく分けて下記の3種類があります。
PS4 初期型(CUH-1000、CUH-1100、CUH-1200)
PS4 薄型(CUH-2000、CUH-2100、CUH-2200)
PS4 Pro(CUH-7000) 

まず、PS4のタイプ別の内蔵HDDのインターフェース規格を確認してください。
PS4 初期型、PS4 薄型(SATA2 転送速度 3.0Gb/秒)
PS4 Pro(SATA3 転送速度 6.0Gb/秒)

PS4 初期型」と「PS4 薄型」の内蔵HDDはSATA2で接続されているため、内蔵HDDを内蔵SSDに換装しただけではSATA2接続のため転送速度3.0Gb/秒までしかでません。
これではSSD本来の速度を活かすことができません。

そのかわり、PS4 初期型」と「PS4 薄型」のUSBポートは3.1 Gen 1形式で転送速度 5.0Gb/秒のため、外付けSSDであれば問題を解決できます。

ちなみにUSB接続の外付けSSDには以下の種類があります。
・USB 3.0(転送速度 5Gbps)
・USB 3.1 Gen1(転送速度 5Gbps)
・USB 3.1 Gen2(転送速度 10Gbps)

結論! 初期型と薄型PS4の場合は外付けSSDを選びましょう。
※ケースに入れた内蔵SSDをUSB接続する方法も「外付けSSD」と定義します。
PS4 Proの内蔵HDDは高速のSATA3のため、内蔵HDDを内蔵SSDに換装すれば問題ありません。

外付けSSDの接続に必要なもの

PS4に外付けSSDを接続できるようになったのは、PS4のシステムソフトウェアのバージョンが4.50(2017年3月9日)からです。
外付けSSDを使用する場合は、PS4のシステムバージョンを4.50にアップデートしておきましょう。

内蔵SSDをケースに入れて使用する方法と、外付けSSDを使用する方法がありますが、どちらでもかまいません。
今回は内蔵SSDをケースに入れてUSB接続する方法をご紹介します。

PS4に外付けSSDを接続するときに必要なものは以下の2点です。

・内蔵SSD
SSDケース

PS4で外付けSSDを使用する際には以下の条件があります。

・USB 3.0以上に対応している
・容量が250GB以上、8TB以下
PS4に直接接続している

この条件から外れたSSDを接続すると、SSDのフォーマットが失敗するので注意が必要です。

外付けSSDとケースを購入する場合は以下の条件を満たした商品を購入しましょう。
PS4対応
・USB 3.0以上に対応
・250GB以上、8TB以下

おすすめの外付けSSD

外付けSSDの接続方法

僕は内蔵SSDをケースに入れて接続したので、その方法をご紹介します。

1、SSDケースに内蔵SSDを入れて、
USBケーブルでPS4と接続します。
 ↓
2、PS4での設定方法
設定>周辺機器>USBストレージ機器>
の順に選択し、接続したSSDを選択します。
 ↓
3、「拡張ストレージとしてフォーマットする」
を選択してフォーマットを実行します。
 ↓
4、拡張ストレージ機器にSSD
反映されたらフォーマット成功です。


ちなみに500GBのSSDの場合、システム容量として20GB程とられてしまうので、フォーマット後の容量は480GB程になりました。

内蔵HDDのゲームデータを外付けSSDに移動する

SSDのフォーマットが完了したら、内蔵HDDにあるゲームデータを外付けSSDに移動します。

1、設定>本体ストレージ>アプリケーション
の順に選択します
 ↓
2、移行したいゲームのところで
オプションボタンを押し、
「拡張ストレージへ移動する」
を選択します。
 ↓
3、完了です

外付けSSDを接続した結果

モンスターハンター:ワールドで検証したところ、

・ゲームを開始するまで
 内蔵HDD=45秒
 外付けSSD=34秒

・クエスト帰還時のローディング時間
 内蔵HDD=43秒
 外付けSSD=19秒

このような検証結果が出ました!

特に「モンスターハンター:ワールド」はクエストの繰り返しなので、ローディング時間はネックになります。
その点を解消する手段として、外付けSSDの導入は明らかにメリットがあると思います。

その他のゲームでも効果がありますので、ゲームの起動やローディングの時間が気になる方は、是非SSDの導入を検討してみてはいかがでしょうか。